2月13日はNISAの日らしい。
日本証券業協会に主催で、問題の吉本芸人を呼んでのトークイベントも企画されている。
もちろん後援は金融庁。
昨年の12月から3回セットで企画されている金融庁主催のイベントもあり、2023年12/18と今年1月17日の2回は終了、2月20日はまだ申し込みができるようだ。
新しいNISA×未来プロデュース〜お金のこと、投資のこと、将来のこと〜 (fsa.go.jp)
過去のイベント動画は金融庁のHP上でも閲覧できるが、この半端ない泥船感を感じないひとはそもそも投資など死ぬまでしない方がいいだろう。
あのワニのキャラクターが「つみたてワニーサ」というのは初めて知った(笑)
「本イベント中の登壇者による発言のうち意見に亘る部分は、発言者個人の見解であり、
金融庁及び吉本興業株式会社の見解ではありません。
本イベントの内容に基づいて被ったいかなる損害についても、
金融庁及び吉本興業株式会社はその責任を負うものではありません。」
・・・という注意書きに苦笑するものの、投資に関して芸人を起用したプロモーションは、やはり投資をしたことがない投資初心者の若い世代を引き込むには常套手段と言うことか。
イベントのコーディネイトはやはり電通とか絡んでいるのだろうという気がするが、予算とかいったいどっから出てるんだろうというのも気になるところだ。
そもそも、投資商品は宣伝されているものを買ってはいけない。
また、営業がいちばん押すものも買ってはならない。
これは保険商品でも一緒だが、たとえば最近よくTVで宣伝されている60歳から加入できる掛け捨ての死亡保険とかは多分いちばん買ってはならないものかもしれない。
つみたてNISAをしない方がいい人のポイントは以下の記事にまとめられているが、もっとも重要な点は、何を買っていても確実に増え続けることはなく、元本保証はされていないということであり、それを受け入れられないひとは間違いなくやるべきではない。
新NISAのつみたて投資枠をやめたほうがいい人は?損や失敗しないためのポイントを解説 | mybest (my-best.com)
つみたてNISAの説明を受けた人から得た情報によると、オルカンとかS&P500を買っておけばあたかもマイナスや元本割れは無いかのような説明を受けている人が多いような気がするが、決してそのような事はないので注意した方がいい。
解約のペナルティーが無いことを考えると、既にやっているひとも今年中に円建てでもプラス20%以上あればいちど解約するのが良いような気がする。
そもそも一旦解約して利益を確定しなければ、免税のメリットをうけることはできない。
日本国自体が行き先も定まらない泥船化しているなかで、その空いた穴の穴埋めシーリング材のような泥船補修パーツみたいなNISAからは早めに手を引く方が賢明だろう。