1ラウンド

ほぼ五分のジャブ差し合い。

…からの。

1発!!

井上拓真ダウン!!

…石田、詰めればなぁ。

…その時点で強く思った。

…見てると、ものすごく簡単で単純なことなんだけど。

…。

「何でみんな、詰めないんだろう??とどめを刺さなければ、かえって自分が危ないのに??」と、ずっと不思議に思ってたけど。

…そのことを意識して、チャンスに終わらせる。

それ自体に特化した練習なんて、ほとんどのボクサーはしてないのが現実だ。

大切なことなのに。

…自分がやってて、当たり前に思えたことでも、それが多くのボクサーにとっては当たり前ではない。

…それを踏まえて練習してなければ、本番に突如出るわけがないのに。

…これもすでに一つの言葉に集約してる。

…。

「『練習したことを試合に出す』のではない。

 『試合でやることを練習する』のだ」。

…あくまでも、試合のための練習だ。

練習の成果を試すための試合ではない。

…これ、ただ見てるだけの人が言っても理想論にしかならない。相手にされない。

ボクシングを足掛け四半世紀以上やってきての結論だから、重みは分かるだろう。

2ラウンド

出てるのは、石田。

3細かいパンチは井上

接近戦は井上の方が上

駄菓子菓子やや井上ペース

4変わらず

5井上接近戦上手い

駄菓子菓子、石田に調子づかせると井上まずい

石田としてはシャブで距離作れれば一番いいが。

石田のラウンド

6出て行った石田

…テレビ中継は、やや井上寄り?

平等にやれと言う方が酷かもしれないが

中盤疲れてくると、お互い足がなくなる

井上のラウンドか

7ペースできた

前に出て攻める長身の石田

捌きながらパンチを当てていく井上

…。

…ものすごーく単純なんだけど。

リーチで上回る分、石田としては自分の距離保ったほうが必ず良い。

石田のストレートパンチ「だけ」が当たる距離があるわけで。

駄菓子菓子、その距離を作ろうとして下がり続けると、今度は井上を調子づかせる。

なので、下がらずに自分のストレートだけが当たる距離で闘うのが、石田にとってベスト。

…自分のパンチしか当たりようがないなら、そこでやってれば必ず勝つじゃんね。

…難しい理論じゃないよね。

でもってさらに、相手を下がらせながら距離が保てれば、石田としては上の上。

石田としては、その理想の展開が作れていたのだが…。

それをなお凌駕する井上の接近戦の上手さとそれに持ち込む力。

8石田にとって唯一は、井上拓真下がってくれること。

ジャブの差し合いならば、まだ五分。

ちょっと膠着

アッパーがやや遠い井上

惜しい

何度もあった

もう一歩奥を撃つんだ

9同じ

「変化つけろ」と井上父

父ちゃん流石のアドバイス

10クリンチすると、割とすぐ引き離す。

…自分の現役時代。

クリンチは、ああやってすぐストップしてほしかった

日本のレフリーは、お相撲状態になっても一度ストップして離さないケースがままある。

クリンチしてる手を無駄にはたき落としたりして。

いやいや、そんなことするならちゃんと一旦ストップして離してくれよと。

相撲じゃなくてボクシングをさせてくれよと。

俺はボクシングをしてるし、お客さんも相撲じゃなくてボクシングを見に来てるんだよと。

…。

石田のパンチは、井上にとって危ないタイミングもあった

バチバチの撃ち合い

…駄菓子菓子それは井上の土俵

11

石田の気持ちが見える試合

…そうだよな。

世界チャンピオンになるためにずっとボクシングやってるんだ。

世界チャンピオンになるために、生きているんだ。

生きる意味は、世界チャンピオンなんだ。

ラストラウンド

決死の覚悟で出る石田。

しかしそれでもポイント取られてる井上を倒せはしない

118-109 二者

井上拓真

…いや、井上取ってたけど、そこまでか!?

初回ダウンとったの以外、全部??

…そうは見えなかったが。

…。

…結果から言うと、やはりの1ラウンド感じたまんま。

あのダウン後だけが、石田にとって千載一遇のチャンスだった。

…世界チャンピオンになりたければ、ハリの穴があってもそこに全身ねじ込まなきゃいけないんだ。

…。

オマケ

リングインタビュー

「井上琢磨選手です!」

「琢磨です」

「失礼しました」

…インタビュアーさん、何も失礼してないぞ。笑笑




⇩これがお疲れ様です


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