反抗期への対処法 | ~毎日を天国モードにする!「引き寄せの法則」ブログ~

反抗期への対処法


引き寄せの法則を把握して生きている人でさえも、一「人間関係においての問題は相手が悪い」と考えてしまう事があります。

「この人がぶつかって来たんでしょう」。

「あの人が遅刻して来た」。

自分は親子関係においても、他の方々の色んな状況を見て来ましたが、親側が一方的に「子供が悪い。思った通り行動しない」事に関しての不満をぶつける事が一般的と言う印象を受けました。

相手が大人だと、余り偉そうに言えない場合でも、子供の場合だと思いっきり怒りをぶつける事が出来る。

小さな頃は仕方なく従っていたのに対して、思春期になり、身体も大きくなると、理不尽な事に反発すると同時に、心を閉ざして行く。

そしてその事に対しても親側は不満を持ち、「反抗期は向こうが一方的に悪い」と主張する。

しかし全ての人間関係は自己責任です。

相手の行動や態度についてどう思うかも自己責任。

そして相手に対してどの様な感情を持つかも完全に自己責任です。

子供が産まれた時は感動して、「人生で一番幸せ」と周りに伝える。そこから「今は反抗期で本当に親泣かせね」と思う様になったのは、子供の行動や態度が原因で、自身の感性と愛情が変化したからです。

誕生時には感情が「愛」と「喜び」だったのが、時と出来事と共に下がってしまったからです。

ならもし産まれた時と同じ様な愛情を取り戻せたらどうでしょう?

西洋の国の様に、もっと親子が深い関係になれます。

アメリカでは何歳になっても、「私の母親や父親は世界で最高の親。私の母親や父親は、私のベストフレンド」と言う声をよく耳にします。

日本では女性が母親と仲良い事は比較的多いですが、成人男性で「うちの母親は世界で最高で、ベストフレンド」と言う人は珍しいです。

理由は、子育てする際に「怒り」や「非難」などのネガティブな感情を元に対応する為、子供との溝が深まって行くからです。それに関してはアメリカでも同じで、親の感情の位置が低めですと、子供はグレて行きます。

とても興味深い事ですが日本においての日常生活の中で、「恐れ」や「無力感」や「罪悪感」などの、最底辺の感情を活性化させている事が主流なのに対して、子育てする際に感じる「怒り」や「非難」はもっと高い位置にあります。

と言う事は、子育て中に叱る際は、普段より数ランク高い感情が発生して、その分癒しと解放として機能している事。

これは子供が産まれた際は最高峰だった「愛」や「感謝」の感情が、子の成長と共に降下して行く。それでも「怒り」や「非難」レベルで下がり止まっている。

それでも普段はもっと底位置にいる親にとっては、怒りに任せて、権力者としてのエネルギーを発散出来る「憩い」の空間です。逆にその時間が無ければ親自身がもっと病む可能性があり、ある種の救いと化しています。

しかしそれでも「怒り」と「非難」はレベルが低めの感情ですので、子供との関係は悪化して行くのです。

それに対して西洋では一般的に人々の感情の位置は高いので、怒りに任せて喚き散らすタイプの親が少ない為、何歳になってもラブラブな関係でいられるのです。

思春期の子供が何か悪い事をした時も、「何やってんの!そんな風に育てた覚えは無い」とか、「あなたがいけないんでしょう!」と、声を高くして怒鳴るのでは無く、「いいか、良く聞け。俺が若い頃はな〜」的な、「話し合おうじゃないか」スタイルが多いので、子供も聞く耳を持ち、友好関係が続くのです。

自分が高校生の頃とか色んなアメリカ人の友達の親に会いましたが、そんな日本ののび太君のお母さんみたいに怒りそうな人はいなく、「良く聞け」タイプの方が多かったです。感覚的には「良く聞け」タイプが80%で、ガミガミオラオラ系は20%と言った所でしょうか。

要は、引き寄せの法則を意識しなくても、親の感情が高い位置にいれば、親子一生仲良くやれるのです。

更に引き寄せの法則を意識して、「全ての出来事と人間関係は自己責任である。自分自身の感情を上げれば、人間関係は無限に良くなる」と認識すれば、産まれた時の感動と愛情を取り戻すだけでなく、増やして行けます。

ですので感情をどんどん緩和して行く事です。

子供が勉強せずにゲームばかりしている。

学校でどんな事が起きているか話してくれない。

これらの問題が発生すると、どの様な感情が湧いて来ますか?

主流な反応は怒りや不安。ならばそこを冒険のスタート地点として、感情を上て行きましょう。

辿り着く場所は、「私も何度も道を間違えた事があるけど、結局今こうして生きてる訳だし、引き寄せの法則に任せれば上手く行くでしょう。それに人間はいつかはやりたい事に目覚める物で、今は未だその時期では無いだけ。本人は本人で、本当にまずいと思えば動き出す、本能があるし、子供の事を私の中で解放してあげよう。」

そうやって相手が「悪い人」と思わなくなるのと同時に、子供も心を開いて来ます。そして親の感情の位置が高まると、上から目線が並行目線になるので、良い話相手であり、仲間であり、友達に変化して行きます。

相手は全て自身の感情に反応しているに過ぎないので、純粋ない愛情を持てば、向こうからも愛情が返って来ます。きっとでは無く、絶対です。