トラウマと引き寄せの法則その②
世の中が綺麗に見えるかどうかは全部人生における体験と、それに対しての感性がベースです。
例えば自分が中学生の時あった、クラス中がグルになり、嫌われていた女子一緒にと学級委員に選ばれた様なトラウマと思われる体験をすると、世の中は暗闇のどん底で生きる場所と思い、それがそのまま世の中を見るビジョンに変わります。
感情の位置が高い程世の中も綺麗に見るのですが、逆に感情の位置が下がると、世の中を綺麗に見る鮮明度も低下して行きます。一般的に子供の頃の方が、大人の頃よりも世界が綺麗に見えるのはその為です。
「トラウマと引き寄せの法則①」記事でトラウマとは、この中学での体験の様に、何か衝撃的にネガティブな事を体験する事により、感情の位置がエレベーターが急降下する様な現象であると書きました。
逆にトラウマと思われる体験があっても、感性的に大した事じゃないと思っていると、実際に長期的なダメージは無いので、トラウマではありません。
出来事自体がトラウマなのでは無く、それに対する感情的な反応が心の傷となるかどうかを左右するのです。理論上はどんなにショックな出来事も、考え方さえ変えればポジティブに捉える事が可能なので、トラウマになるとは限りません。
大した事無いと思う事はトラウマにはなりません。
しかし気分を低下させるトラウマとは不意打ちの様に、心の準備が出来ていないタイミングで突如襲いかかって来る物。
そしてその様な体験を繰り返して行く内に、感情の位置と感性の鮮明度が知らない内にどんどん失われて行くのです。
しかし全てのトラウマが一つのショッキングな出来事においての急降下とは限りません。
例えば12歳の子が色々と刑務所の様に厳しい日本の中学校に入学すると、第一日目の1時限を受けた途端に子供らしい無邪気さが消える訳ではありません。
数年間通う事により、段階的に徐々に顔も無表情になり、内向的になり、話し方も控え目になって行く。
この様な現象は一般的に言うトラウマ的出来事と比べ、時間はかかる物の、結果的には瞬時に起きるショックな出来事と同じインパクトがあるので、トラウマの部類に属します。
気付かない内に時間をかけたトラウマの引き金は他にもあります。
一番一般的なのは比較的自由であった学生から社会人に変わる事。
大きくの人達はそのタイミングでカフェインに日常的に摂取する事になります。
1部の栄養士によると、カフェインはドラッグであり、それを求める常用者は精神障害を抱えている様に扱われています。
医学的な事を簡単に説明すると、脳には元々眠気をもたらす物質を発するのですが、カフェインを摂取する事により、その物質を一時的にブロックし、それがエネルギーに繋がります。
しかしカフェインの効果が切れると、それまでブロックしていた眠気をもたらす物質が一気に押し寄せて来て、従って猛烈な疲労感や眠気が襲って来ます。
言い換えるとエネルギーの前借りの様な物で、長期的にはダメージしかありません。
仕事開始の朝飲んだカフェインが切れる午後には猛烈な疲れが襲うので、午後に又強烈なカフェインドリンクを摂取する。アメリカでは多くの学生や社会人が日常的にしている事です。自分もそうでした。
そして目覚めと共にエネルギーやモチベーションが低いので、カフェインに依存する。
仮に例えカフェインが健康や感性に害が無いとしても、毎回コーヒーやエネルギードリンクによってフェイク元気と幸福感を得る度に、本当の気分の向上の方法を学ぶ必要性を感じなくなってしまいます。
カフェインやアルコールを摂取する必要性がある方は、心の中にある無限の幸せのエネルギーの泉について存じていないでしょう。
お酒にしてもカフェインにしても、一回飲んだら突然世の中が一気に色褪せて見えるのでは無く、段階的に年月をかけて感性が麻痺して行き、長期的にトラウマと同じ様な影響を及ぼしますので、立派なトラウマです。
毎回カフェインの効果が切れて気力が低下する時。毎朝二日酔いと共に目覚め、「今日は醜い気分で仕事どころか何もしたくない。それでも起きなければ」と思う時、何とか1日を乗り切るものの、鈍化された感性により、毎朝、毎晩、毎日、少しずつ世の中も醜く見える様になっていってるのです。
ある朝カフェインか二日酔いにより、気分が低下して、その低下した新しい感性と視点が新たなスタート地点となる。そして次の朝も又低下してもっと低いスタート地点に着く。そうやって年月かけてトラウマレベルまで低下して行くのです。
特に日本人は緑茶にカフェインが入ってると知らずに、子どもの頃から水代わりに飲む方が多いので、知らずにトラウマになっています。ちなみにカフェインは多くの炭酸飲料や、ダークチョコレートなど、色んな食品にも含まれています。
この様に衝撃的なトラウマ経験をしても気付かない事は一般的な事です。中には衝撃的なトラウマでさえも気付かない場合があります。
特に自覚出来る様な、何かショッキングな事を経験していなくても、トラウマが植え付けられたのかどうか? 生まれた後の最初の数年は、感情がかなり高い位置にあり、喜怒哀楽の色んな表情を見せていて、見知らぬ人にも平気で話せたのに対して、今は大きな地震が起きても無表情で眉毛一つ動かさない状態だとすると、それだけ感情のエレベーターを下がった事を意味します。
一体いつからそうなったのでしょうか?
例えば権力を利用して、立場の弱い者を一方的に叱る親や先生や上司や顧問や軍曹や監督も、長期間タイプのトラウマの原因となります。 冒頭で述べた様に、その人達自体がトラウマなのでは無く、その人達のに対する受け止め方がトラウマの原因となるのです。
そういった意味で、身体が小さく反論の出来ない子供を強く叱る親や先生なども虐待の一種です。良いか悪いかとかでは無く、結果的に長期的なトラウマが発生して、子供が大人しくなって行く原因となるのですから。
基本的に日本もアメリカも、世界の何処でも、みんな長期的か瞬時のどちらか、又は両方のトラウマを抱えています。
そういった意味で人生はリハビリです。
元々苦しみ抜いた末に底から新しい自分を開拓して行こうと決めた上で生まれて来たのですから、トラウマも夢への冒険のきっかけとスタート地点に過ぎません。
トラウマをそのままにしていると、引き寄せる事も荒くなります。例えば小学生の頃自分は心の中でアメリカの日本人学校でも現地校でも、クラスの女子に対して攻撃的な態度を取り、色々と問題が発生しました。
その様な状態を引きづり、大人になっても女性関係でどん底に陥って事がきっかけで、本気で引き寄せの法則に目覚めました。
それがきっかけとなり、人生とはやりたい仕事も場所も全部引き寄せる物であり、それを人々に伝える事が本当にしたい事と言う意思が生まれました。
不思議な事に、トラウマと人生の役割の様な物は全部繋がっています。
だからこそ親がヒステリーを起こす様なショッキングな出来事を引き寄せたとしても、全体像が分かると、結果的に良かったと思える様になります。
むしろあのトラウマが無ければ今頃どうなっていたのか?今の自分みたいに人前に立つ際、人々はまるで神様を見るかの様に目を輝かせたり、ニコニコした目で凝視される様な存在とは別の自分であったでしょう。
トラウマが起こるタイミングも度合も、実は全て完璧に出来ているのです。
だからこそ「バーロー!トラウマぐらいでビビってんじゃねーよ!」www
冒頭で述べた通り、トラウマとは感情が単純に極めて低い位置に落ちた事を意味します。だとすると、ただ単に感情を上げればいいだけの話であって、このトラウマはキツすぎるから感情を上げるのは不可能なんて事は存在しません。
自分も日本で中学に通い、いじめやら何やら上下関係が厳しい部活など色々経験しましたが、引き寄せの法則を意識しなくても、その後2年もすれば治りましたし、同じ様に開花して行く人達をこれまで沢山見て来ました。
先述した自分の抱えていたもっと深い傷で、女性恐怖症になり、女の人の目を見るのが怖くなる様な子供時代のトラウマも、年月をかけて引き寄せの法則の勉強と実践がリハビリとなり、クラスの人気者女子からプロポーズを受ける程に成長出来ました。
トラウマが植え付けられたタイミングが短期であろうが長期であろうが、多くの人々が克服しないまま年月を過ごしている理由は、性について罪悪感を抱えていたり、有効的に利用していないからです。
罪悪感とは感情の中でも一番低い位置にあるのですが、もし性について希望やポジティブな期待や感謝の気持ちを持ったらどうでしょう?
スピリチュアルな世界では、天使やらヒーラーやらのエネルギーのビームを受ければ癒されると信じられていますが、オーガニズムこそがまさにその魔法のレザー光線そのものです。
性のエネルギーには人間を何度も何度も生まれ変わらせ、どんなトラウマでも癒せる神秘的な力が秘められています。
自分個人の体験で言うと、天使やらのレザービームを気持ち良いと思った事は一度もありません。ww
同様に女性の方がレイキとかのセッション中に喘ぐ事は無いでしょう。
性的な快感こそが全ての癒しが存在する、天国の入り口です。そしてその天国の王国の中の体験した事の無いような、深い世界に入り込むと、人は変わります。
先述した、カフェインやアルコール摂取をすると、感性と鮮明度が下がり、新しい低いスタート地点が設定され、次の日はもっと下がるの繰り返しと述べましたが、衝撃的な性的な体験はその真逆です。
感性と鮮明度が上がり、新しい高いスタート地点が確立され、次に行為をした場合は更に上がるの過程を繰り返して行く内に年月をかけ、リハビリは進行して行きます。
キリスト教の人はイエスこそ神であり、救いであり、全ての力であると語られていますが、引き寄せの法則においては、オーガニズムこそが神であり、救いであり、新たな王国の扉です。
色んな瞑想や性的体験に置いての絶頂を身体中で感じ取る事により、自分が天国になり、トラウマによって下げられたエレベーターも又上に上がって行き、見た事無いような頂上の景色が待っています。
芝生は緑で、空は青い、晴れた5月の様な新しい季節が待っています。
人生は色々あるけど、どんなに苦しくても無限の快感は直ぐ目の前にあります。上に上がるエレベーターがドアを開けて待っているのです。
気持ち良くなって幸せになれると言う仕組みに宇宙の無限の愛を感じます。