無自覚なこと | さわがにマリオのブログ

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現在53歳。
12歳と10歳の男の子の母です。
日常で感じたこと、私が好きな事を、私らしく表現することを大切にしています。


去年くらいだったかな。
みーちゃん(由佐美加子さん)さんの講座を受けていた時、
休み時間個別に相談したくて、
「ちょっと話したいです」とみーちゃんに伝える。

私の質問の後に、
みーちゃんから一言。
「まりさん、もう頑張らなくていい!」
頑張らなくてもいいの一言が、
たった、その一言を言われた瞬間、涙が溢れて止まらなかった。
自分が頑張っているなんて、そんな自覚なんてなかったけど、
あーーー、私は、頑張っていたんだと・・・。その時はっと気づかされて自覚的になる。

私は、何に頑張っていたのだろう。
それは、今の自分ではダメだって常にそう思っていたのだと思う。
だからダメなところをダメにしないためにいつも頑張っていた。
ダメは、つまり欠けているところで、それが常に気になる。
子どものダメなところも認められずもっと頑張れとおしりをたたく。
そしたら、長男は、自分の図工の作品も人に評価されそうになると、その前に壊してしまうようになった。
自分が納得する、人からいい評価されるだろうというものが作れなかった時は、それを隠したいのである・・・汗

今の自分がダメだと穴埋めすることに必死だった時、
いつも私の意識は未来(将来)にあった。

目の前の当たり前にある事には、満足していない自分が常にいた。
そして、今、この瞬間を楽しむことも、
今この瞬間を喜ぶことも味わうことも
子どもの何気ない姿を可愛いと思うことも忘れていたことが多かったと思う。

意識を今にするにはどうやるの?なんて考えなかったけど、
ダメで欠けているのが自分だもん!って自分を受け入れるようになったら、いろんなことに頑張らなくなった。
そして、意識が今にあるときが多くなったなってそう思う。