東京に向かう新幹線の中

これから、『移植を経験した家族の子育て』というテーマで

東京のとある大学で講義をするために向かっているところです。

姫が病気を発症して、現在に至るまで

この数週間、記録やデータを引っ張り出して

スライドに起こしていきました。

一つ一つの思い出が蘇り

途中、泣けてしまって、なかなか準備も捗らず

結局、新幹線の中でもまだどう話そうかと

資料とにらめっこしています。



日本の小児臓器移植の現状

とりわけ、乳幼児期に発症した場合に関しては

まだまだ厳しく険しい道のりの連続で

渡航に頼らざるを得ない状況だったりします。




国が臓器移植の問題を急務の課題として

本腰入れて取り組んでくれなければ

救える命も、救えません。



今回は、シリアスな問題ばかりを提起してしまうと

暗ーい講義になっちゃって

学生さんにドン引きされそうなので

もっと、移植が身近に感じられるように

この何でもない日常を獲得するまでの経緯と

普段、ママンがどんな風に姫と関わっているのか

伝えてこようと思っています。






一方の姫…


昨日は、ママンが東京に行くと知り

「姫ちゃんが、お洋服コーデしてあげる!」

と言って

ママンの服に、シールとかマジックで模様とか

色々つけてくれましたわ。

今回は、姫にとって

病院ICUにいた時以来、ママンと離れて夜を過ごす初めての日なのですが

大丈夫なのか、心配でなりません。



東京のお土産に

姉上や兄上は

まい泉のヒレカツサンドと言ったのに

姫は

ワンピースを買ってきて!

だそうびっくり


でも、頑張ったで賞ということで

購入の方向で考えています。