性病 〜 歴史から見る男女の間柄 2 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ
色恋の話をすると、由々しき問題がやってきます。
 
嫉妬や恨み、自己不十分感や、恐れ怯えを強く刺激される人。
親などとの愛情問題や、過去の恋人とのトラブルを想起する人。
そこから、無用な攻撃心や、差別や侮蔑の心を出したりする人。

そんな人達が、ヤイノヤイノと言い始めるからです。
すべての人が、性の問題をニュートラルに捉えられる訳ではないですからね。
 
こうした方は、あり得ない曲解をしたり、感情が一足飛びになります。
このため話ができる島が、ないのが現状です。
人間は条件さえ揃えば瞬時に、
賢くも愚かにもなる典型例の話題が、性の話なのです。

なので、性の問題は避けた方が普通は無難だし、
詳しくはブログなどでは、語るべきではないでしょう。
 
私もそうした方は相手したくないし、
混乱や挑発、暴論が目的ではないので、
最低限の話だけで済ませたいと思います。
 

 
性の話となると昨今、
フリーセックスを歓迎、礼賛する声が聞こえます。
が、これには本当に注意が必要です。
 
性病が、意外と影響が大きいからです。
最近また増えているようですしね。
 
そんな中で、
性の礼賛と同時に、性病への注意喚起をする人は中々いないんですよね。
性のプラス面だけ見て、マイナス面から目を避けたいためか、
浮かれているのが実情です。
 
ダメ、ダメ。
ちゃんと用心、警戒しないと、ダメですよ。
 
現代の繁華街。
ここには昔にはない美味しいものやキレイな洋服、
丁寧なサービス、清潔な店舗があります。
が、今もって置引きやスリがいるのと同じなんです。
 
人を愛することは大事ですが、浮かれててはダメなんです。
軍事費より性病根絶に巨費を投じた方が、世界は平和になるかもとは思いますが。
今は現状は、個人がしっかり注意しないとダメです。
      
 
        
性病、特にエイズは死病と恐れられています。
ですが、エイズ並に警戒したいものもあります。
それは、梅毒です。
 
梅毒は昔、遺伝梅毒と言って、五代伝染すると言われもしました。
本人、子、孫、ひ孫、玄孫ですね。
次の来孫まで注意して良いとも思います。
医学的科学的には遺伝梅毒は否定されますが、
整体的にはうつっていくのは事実なのです。
 
梅毒の症状は、40度以上の高熱を出せば消えます。
フィリピンの売春婦達の間では、
「梅毒にかかったら、藪で一晩寝れば治る」
と言われているとのこと。
これは、マラリア蚊でマラリアに罹り、熱殺菌しようという荒業です。
確かに効果はありますが、高熱に耐えられない体や命もあるので、
まさに命懸けの治療法です。
 
それで、
梅毒は、本当に注意が必要です。
 
本人も呼吸器病や躁鬱病、心臓疾患、脳疾患の可能性がありますし、
遺伝するので、若年性痴呆症、心臓疾患、躁鬱病、不妊の原因となると、
整体では観ています。
 
子孫を五代追って行かないと、安心できないものなのです。
この辺りが、淋病やクラミジアとは違う所です。
 
もちろん、梅毒でない他の性病も、生殖器に与える影響が大きいので、
薬で治しても全く油断はできません。
余病に発展することが、よくあるからです。
医学的に治っても、故障が残っていることが、よくよくあるからです。
 
歴史的な有名人でも、罹患している方は多いですね。
吉田茂、坂本龍馬、徳川家康、宮本武蔵、加藤清正、徳冨蘆花、志賀直哉などは有名な所ですし、まだまだいます。
 
昔は整体では、「男が来たら、性病を思え」と言われた位です。
楽しみの少ない時代でかつ、体力が旺盛な時代だったからでしょうね。
 
日本には元々梅毒は少なかったようですが、
18世紀に海外から入ってから爆発的に増えて、19世紀には蔓延したそうです。
体液に触れると感染するコレラが幕末に広がったのも、
日本独特の性に対しての緩い考え方が一つにあるかもしれません。
 
翻ってキリスト教、耶蘇教。
性を原罪のように捉え厳しいです。
しかし、性病や伝染病の蔓延を抑えるためには、
必要で有益な考え方だったのでしょうね。
アイヌ民族も琉球の人々も、決して性には大らかではないですよね。
      
            
 
現代、
投薬などで性病の症状を消すことは可能です。
だけど投薬以外でもキッチリ処置しないと、
性病は本人のみならず、子孫まで響くので、厄介なものです。
よくよく注意した方が、いいでしょう。
 
よくよくと言っても、たかだかゴム一枚なんですが。
これだけで罹患率は急激に下がります。
 
それは命を賭した先人達からのメッセージであり、
色恋沙汰のエチケットでもあります。
 
幸い私は風俗とも性病とも縁がないですが、今の所はね(笑)、
警戒は外していません。
 
道路と同じですよ。
やはり守るべき所は、キチッと守らないと。
手放しで礼賛できるものなんて、この世にはないんです。
 
性の話をすると、浮かれてトチ狂ったことをする人がいるので、
よくよく注意して下さい。
 
お互い、気を付けましょう。
 
 
 
(感謝)
 
 
 
吉田直樹  拝