猿まわしになったきっかけ〜 花ふぶき 〜 | 戦豆のおさるづくし

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戦豆と書いて『センズ』と読む、戦豆のお猿さんたちのブログです。

こんにちは、『花ふぶき』のふぶきです。

今回は、私が猿回しになったきっかけをお話しします。

私は昨年、中途採用で入社いたしました。

私は子供の頃から生き物が大好きでした。
私が特に好きだったのは、お猿さんではなく水辺の生き物や虫です。

小学生に入った頃くらいからずっと
「将来は水族館の飼育員さんかドルフィントレーナーになりたいな」
とぼんやり考えていました。

高校卒業後は海獣類や魚類のトレーニングや飼育を学ぶ専門学校に入学し、
卒業後は神奈川県にある移動水族館や学校での水辺のフィールドワークの講師活動に力をいれている水族館に就職しました。

そしてある休暇中、茨城県に旅行に行きました。その中で牛久大仏を訪れ、そこで人生で初めて猿回しを見ました。
間近でニホンザルを見たのも初めてでした。田舎で育った私はニホンザル=怖い害獣というイメージだったので、お客さん達とふれあいをしたりしてとっても可愛くて優しそうに見えたのが印象的でした。

ですが、べつにそこで「猿回しになりたい!」と思ったわけではなく旅行のあとは猿回しのことはすっかり忘れてしまっていました。

その後、一身上の都合で転職を決意します。
辞表を用意しながら「次の仕事なんにしようかな?」と考えたときに、それまですっかり忘れていた牛久大仏で見た猿回しを思い出したました。

牛久大仏で猿回しをしている会社を調べ、会社の場所が当時住んでいたところの近くだったので、すぐに面談のアポを取るためメールを送りました。
今までお猿さんどころか陸の哺乳類とほぼ関わりがなかったので不安でしたが、その後研修を経て予想よりあっさり戦豆へ入社することが決まり、はなまるとコンビを組むことが決まりました。

転職してから、新しい経験や初めて知ることばかりです。
先輩方に比べると、年齢的にすこし遅めのスタートですが、一人前になれるよう、はなまると一緒に頑張っていきたいとおもいます。