1/4が専門書、1/4が漫画、2/4が小説。
「勉強してないんじゃないの?」
と言われそうですが、してますよ。図書館で。
歴女は卒業しましたが、武将ジャパンさんとの契約が記事10本分残っていますので、それを書き終えるまでは勉強を続けます。
図書館には、昨年の井伊直虎とは異なり、明智光秀の本も、織田信長の本もたくさんありますので買わなくてすみます。それに、図書館の本は記述内容的が古い(戦国時代の研究は日進月歩で、昔の本に書いてある通説は、今の異説)ので、買う気になれず、必要部分をコピーしてるだけです。
本当は↓の10冊が揃っていないといけないんだけどね。
https://ameblo.jp/sengokumirai/entry-12402898860.html
NHKの公式サイトには、
「大河ドラマとしては初めて智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた前半生に光があてられます。物語は、1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、丹念にそれぞれの誕生を描いていきます。若き明智光秀、織田信長、斎藤道三、今川義元、そして秀吉が、家康が、所狭しと駆け巡る…」
とあります。
知将・明智光秀と深く関わる人物は、
①少年期:明智城で父・光綱、叔父・光安→斉藤道三
②青年期①:諸国武者修行→朝倉義景
③青年期②:細川藤孝(後の幽斉)
④壮年期:織田信長
で、私の本箱では、
・明智光秀(右半分)
・父・明智光綱→新刊書に期待
・叔父・明智光安→新刊書に期待
・斉藤道三→小説『国盗り物語』
・朝倉義景→新刊書に期待
・細川藤孝→小説『光秀の定理』
・織田信長→現代語訳『信長記』、津本陽『旋風陣信長』
・女性編→『帰蝶』『細川ガラシヤ』『春日局』
になります。「明智光綱」「明智光安」「朝倉義景」が欠けています。
ドラマには、今川義元、豊臣秀吉、徳川家康も登場するようなので、
・徳川家康→『徳川家康』、大久保忠教『三河物語』、小説『覇王の家』
・豊臣秀吉→『豊臣秀吉』
・今川義元→『今川氏研究の最前線』
も今は入れてあります。(バイト代が入ったら、明智光秀の専門書を買って、入れ替えるつもりです。)
『国盗り物語』『覇王の家』は古い本なので、「史実なの?」と思われる箇所が多いです。
『信長記』(小瀬甫庵『信長記』と区別するために、太田牛一『信長記』を『信長公記』、小瀬甫庵『信長記』を『甫庵信長記』と呼ぶことが多い)は、『史籍集覧』に収められた町田本が有名ですが、他の自筆本との比較も面白いですね。
・『信長公記』(『史籍集覧』)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920322/60
大久保忠教『三河物語』(原本のタイトルは『三河記』。他の『三河記』と区別するために写本では『三河物語』と改名)の原文は、当て字だらけで、読むのに苦労します。訳本は便利ですが、本箱の訳本は、初版だからか、校正ミスが多くて気に入っていません。(竹尾善筑『三河記異本考』(1825)に、17種類の『三河記』が載せられています。現在、13種類の『三河記』が確認されていますが、そのうちの2種類は『三河記異本考』には載せられていません。)
・『三河記異本考』(『史籍集覧』)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920331/205
今川義元については、本当は、島田市博物館の『女戦国大名寿桂尼と今川氏」展図録』がいいのですが、大判なので入りません。雑誌も無理。
・『歴史街道』(2017年11月号)「明智光秀の真実」
・『歴史人』(2018年11月号)「知将の選択」
・『時空旅人』(2019年1月号)「明智光秀 運命の11日天下」
今川義元(1519-1560)については、新刊書にも期待しています。来年は生誕500年祭ですから、何冊か出るのでは?
フロイスの本も持っていた方がいいね。超長いので、必要部分だけでも。
出版社は、出版当時は「中央公論社」。平成11年(1999)2月に読売グループの一員となって「中央公論新社」。訳したのは桃太さんで、桃田さんではないと思う。