こんにちは。

 カウンセラーの柴田しずかです。

 

 暑いですね~。

 今日、街を歩いていたら、

 

 「暑いしか言葉が出てこない」

 

 という会話をしている人たち何組ともすれ違いました。

 ホント暑い。

 

 熱中症には、くれぐれも気を付けてくださいね。

 

 

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    声をかけることができなくても 

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 書いてたら長文になってしまったので、

 先に結論を書いてしまうと・・・・。

 

 街や駅や電車の中で、

 身体に障がいがある方には、

 「何かお困りですか?」

 「サポートは必要ですか?」

 

 と声をかけてほしい。

 

 大丈夫な時は、自力で何とかする。

 

 というのが、当事者の思いなのだけど、

 

 障がい者と接する機会がない人にとっては、

 助けたいという思いはあっても、

 声をかけられない社会だということに気が付いた!!

 そんなお話です。

 
 

 一昔、いや二昔前かな.....

 いきなり手を取って引っ張っていく人とかいたけど。

 

 ここで、実話を一つ。

 小学生のころ。

 校則で白杖持って通学しないといけなくて、

 いつもの通学路を歩いていて、

 横断歩道の途中で信号が変わりそうになり、走ろう!と思った瞬間、

 反対方向に引っ張られ・・・・。

 引っ張った人は、無言で去って行ったの。

 

 連れて行かれた歩道は、いまさっきまでいたところで・・・・(^_^;)

 渡ろうとした反対側に向かっていたのは気が付かなかったのか!?

 っていうか、あんた誰!?

 、心で怒りまくったことがあります(子どもだったからね、熱くなっちゃった)。

 

 もっとひどい人は、

 乗るつもりじゃない電車に、

 やっぱり無言で乗せられ、

 「もう安心だよ」と言ったおじさんがいたなぁ。

 

 乗せられたのは、反対方向の電車・・・・・(^_^;)(^_^;)(^_^;)

 

 最近は、「大丈夫です」というと、

 それ以上は、本人が自力でやるからという人権尊重を教えるのが主流のようです。

 

 これは、とても助かります。

 通学・通勤ルートで、突然手を取られたら驚くし、

 毎日自力で動いているエリアだから、自分のペースがって.

 実話のように大きなお世話なときもあるし。

 

 初めてのところは、サポートあると嬉しいけど。

 

 で、

 この話をして、

 実際に街のバリアを生で見て、

 中高生たちから出た言葉が、

 

 

 「声をかけるのは、すごく勇気がいるけど」

 とか、

 「声はかけられないけど、点字ブロックの上に自転車が倒れてたらどかすようにしようと思いました」

 とか。

 

 何かしたい、

 障がい者や高齢者、その他交通弱者と呼ばれる人たちは、

 想像以上に危ない目に遭っているというのはわかったけど。

 

 声をかける勇気。

 

 この壁、

 とてもとても高いと思います。

 

 そう感じたエピソードです

 

 では、解説を。

 

 

 先日、

 地元の社会福祉協議会さんの催しに参加してきました。

 

 「夏!体験ボランティア」

 

 なんて読むと、

 

 あぁ、なつかしいなぁと思った方もいらっしゃるのでは?

 

 たぶん、どこの地域でも、

 夏休みになると、

 学生さんを対象とした「ボランティア体験」というのが行われています。

 

 実は、これはけっこう長い歴史があって、

 20年前に学生だったわたしも、

 参加した経験があるのです。

 

 私の住む地域も、

 おそらくは、福祉施設行ったり、イベント出たりなんていう選択型ではないかな?と思うのですが。

 

 バリアフリーマップ調査という、

 地元ボランティアさんたちによって、定期的に活動されているものがあり、

 そこにも、学生さんが来たりします。

 

 区域を決めてルートを決めたら、

 実際に街に出て、傾斜がどれくらいか、道幅がどれくらいか測ったり、

 夏ボラ以外のときは、もっといろいろ調べているみたいですが。

 

 夏ボラバージョンは、下記のようなプログラムになります。

 

 1.社協さんのこと、活動内容

 2.街のバリアのこと

 3.障がい者や高齢者、妊娠中の方などの対応

 4.実際に車いすに乗ったり、アイマスクしたりの体験

 5.街を歩いて見て、どんなところがバリアになっているかに気が付く

 6.レポート作成

 

 ってな感じで、

 ここ数年、毎月の定例会には仕事の都合で欠席しているけど、

 夏だけは参加して、

 障がい者(とくに視覚障がい)が困ること、してもらえると助かること,,etc,etc,,,,,,

 なんかをお話させてもらってます。

 

 で、

 例年は、終了までご一緒するのだけど、

 今年は仕事に戻らないといけなくて、

 成果報告の最後までは聴けず、

 でも、学生さんたちの感想は聴きたいなと思ってギリギリまでいたら・・・・。

 

 

 冒頭の声が続いたの。

 

 例えば、

 白杖を持っている人を見かけた!

 どうしよう、ちょっと迷っているみたい、

 「何かお困りですか?」

 

 心ではつぶやけるけど、

 声に出せない.,,,,,,

 

 

 とのこと。

 

 

 彼女たちなりに、

 自分のできるところで貢献しようとか、

 勇気を出してみようとか、

 前向きな意見ばかりだったけど。

 

 

 たしかに、

 声かける人って少ない!!

 

 

 そう思ったの。

 

 実は、

 この感想を聞き終えて、会場から慌てて電車に乗ったら、

 斜め前の優先席に座ってた女性が、

 無言で立ち上がった。

 

 ??????

 

 

 まだ、駅には着いていないけど?

 

 なんか、

 わたしのほうをちらちら見てる?

 弱視だから、曖昧な視線しか返せないけど。

 

 たぶん、30秒以上はこの空気だったんじゃないかな。

 立ってる人は他にもいたけど、

 だれもそこに座らない。

 

 普段だったら、

 どかっと座って、 

 スマホ触り出す人ばかりなのに(優先席でもね)

 

 これは、

 わたしに対して

 「ここへどうぞ」という意味なんだろうな。

 

 たぶん、95%当たってると思うから座ったけど(^^ゞ

 

 

 日本人特有なのか、

 地域制(関東です)なのか?

 

 公衆の面前で、

 声を出すのが苦手な人って多いなと気が付いた!!

 

 「すみません、降ります!」と言えずに、

 無言で前の人ごみを押す人とか、

 ぶつかっても気まずそうに会釈する人とか。

 

 

 「どうぞ」

 

 「大丈夫ですか?」

 

 そりゃぁ、言えないし、

 言えたら、周りに見られちゃう!

 それは何か嫌だ。

 

 なんなんでしょうね、この心理。

 

 でも、

 たしかに、わたしも若いころは、

 ぶつかったり、何か助けてもらったりしても、

 はっきりとは「ありがとう」も「ごめんなさい」も言えなかった。

 

 友だち同士では言えたのに。

 

 そっか~、勇気いるなぁ。

 

 大人でも、

 「無言のサポート」が精いっぱいだったりするわけで。

 

 まだ中学生とかじゃ、

 大変よね、その一言。

 

 

 本当は、

 声をかけやすい空気が一番だけど、

 たぶん、それは無理だと思うので、

 彼女たちが言っていた

 「声をかける勇気はないけど」

 

 その代わり、

 街のバリアを自主的に取り除く、

 ちょっと小声だけど、態度をこっそり出すでいいかな、

 それができればじゅうぶんでしょ!

 感想を思い出しながら、

 譲ってくれた女性を眺めて感じていました。

 

 ちなみに、「こっそり」とは何か?というと。

 

 実は、障がいの説明をした際に、

 わたしが、電車内でよく遭遇するサポート。

 

 後ろから、そっと肩とかを叩かれて、

 「あの」とか、「良かったら」と小声で言って去っていく人が、

 けっこう多いので、

 身体が弱い人とかだったら、

 そういう形でも、助かりますよって言ったの。

 

 視覚障がい者的には、

 「なに?」と思いますが.

 

 それ以外なら、

 通用するだろうからと思って、例で挙げたら、

 

 「それならできそうです」という子もいたの。

 

 

 なんだか、とっちらかったけど。

 

 あなたが、もしどこも不自由ではなくて、

 あ、困ってそうな人がいる、でも勇気がない・・・・

 

 そんなときは、こっそりやりましょう。

 

 またまた実話ですけど、

 駅員さんを呼んできて、本人は立ち去った人もいましたよ。

 

 関わりたくないとか、急いでたとか、

 恥ずかしいとか、

 色々でしょうけど。

 

 それでもいいんです。

 

 あなたのできる範囲で、

 もし「勇気」が出せる時期になったら、

 「あのぉ」だけども大丈夫なので、

 

 

 少し手を差し伸べてもらえたらうれしいな。

 

 今回も、

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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