カテーテル検査を終えて | もも日記

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2012年2月に生まれた息子は原発性肺高血圧症という難病です。生まれてからずっとNICUで治療をがんばっています。ちょっとずつちょっとずつでいいから良くなりますように・・・

酸素 :1.5リットル
spo2 :75~100(泣くと70~80台)
ミルク:220×3回、240×1回




心臓カテーテル検査は無事終わりました。副作用を心配していた造影剤は使いませんでした…というか使えませんでした。

心臓カテーテル検査開始後まず始めに肺動脈圧をみたところ、肺動脈圧がかなり上がっていました。フローランを使っていた時は50mmHgくらいだった(ちなみに正常値は25mmHg以下)のですが、今回は80mmHgとフローラン導入前にNOをまだ使用していた時と同じくらいの数値になっていました。

肺動脈圧と体血圧がほぼ同じくらいの圧です。
この状態ではいつ容体が急変するか予想がつかずリスクのある造影剤使用は危険との判断で造影剤使用は中止になりました。

問題の動脈管についても検査をしました。
動脈管をバルーンで一時的に閉じてみて様子を見てみたところ、動脈管を閉じた途端血圧が50台に低下し、心拍が落ちて危険な状態になってしまいました。

フローラン入れていて肺高血圧がコントロールできていた時は動脈管を閉じても大丈夫(むしろ良い)だったけど、フローランを中止して肺高血圧が悪い状態では動脈管を閉じるのは危険みたいです。
もし今の状態で早まって手術をしていたら恐らく手術ちに命を落としていただろうといわれました。
フローランをいれながらの手術は現実的には不可能なので、これで手術という選択肢はほぼなくなりました。

主治医曰く、ももちゃんの容体には今の医学ではまだわからないことがあって、理論と矛盾するところがいくつもあるそうです。
動脈管を閉じたらなぜ血圧が維持できず心拍まで下がるのか、肺が白く曇っている原因はなんなのか、サチュレーションの急低下やふらつきの原因はなんなのかわからないことだらけだと。

フローランを入れれば肺動脈圧は下がるが動脈管に血液が流れすぎて肺うっ血をおこす。

フローランをいれなければ肺動脈圧が上がりクライシスの危険と隣り合わせ。

これからフローランをまた入れるのか、はたまたせっかく離脱できたし日常生活もかなり楽に過ごせるフローランなしの状態でいくのか方針を決めないといけません。

入れるのも入れないのも良し悪しがあるし両親で決めてもらえば良いとのこと。
すぐには決めれなさそうです。
また後日カテーテル検査の詳しい結果説明が主治医からあるそうなので、話を良く聞いて方針を決めたいと思います。

そんなむつかしい結果でしたが、ももちゃんは検査後吐くこともなく、ニコニコ元気です[みんな:01]
今日からリハビリも再開!
お散歩も行こうね~(^^)

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