沖縄旅行 7日目(in 池間島、来間島) | 『七日日記』旅とバイクと日々雑感。

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日々の暮らしのなかで、楽しいことをいっぱいしたい家族のふつうなblogです。
(旅とBMW水平対向エンジンとツーリングとカメラの話)

※年末年始の沖縄旅行の話です


【沖縄7日目】
今日もいい天気だ、朝焼けがイイカンジ

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びらふやーの庭




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朝焼けが気持ちイイ




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出発前にシンゴルくしゃみ 
よく見ると・・・屋根の上に看板犬のモンちゃん





宮古本島に戻る前に、オーナーの雷太さんあやさんが島の穴場を案内してくれた
お願いしたとはいえ全くのご好意。とても嬉しい
総勢5名で車に乗り込み向かった先は畑の脇にある藪で、何の看板もないし目印もないところ


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えーっ!?どこが入り口??



雷太さんが藪を踏みしめて道を作って行く
きっと1週間もすれば元に戻っちゃうんだろうな




藪の中を進んで行くと石灰岩の壁が出てきた
壁の表面は雨の浸食で鍾乳洞の様になっていてどこもかしこも御獄っぽい雰囲気
うちかびを燃やすためだろうか輪切りにしたドラム缶が置いてあり
今でも地元の人たちの中では生きた信仰の場なんだと思う




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ジュラシックパークの世界に迷いこんだみたい








雷太さんが、壁を押しながら「えいえいえい!」って叫ぶと頭がよくなるって岩を教えてくれた
後から写真をみたユキンコは、あやさんが仙人みたいだって言ってる
確かに仙人と修行しているお供みたい




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えいえいえいっ!











次は再び車で移動してサトウキビ畑へ、畑の脇の藪の隙間を入っていく
ここにも看板も何もない




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地下への階段を降りる




斜面を下って行くと突然大きな岩の割れ目が現れ、5メートル程下まで階段が続いている


そこに現れたのは地下27メートルの空洞。

衝撃的だった・・・。

コンクリート製らしい階段はまるで遺跡の様で、底まで降りると100人以上入れるのではないかという広い空間
そこは周囲ぐるりを垂直な岩壁に囲まれていて、昔読んだ火の鳥を思い出した
奥の壁際には岩を積み上げた4つのかまどが並んでいて、そのままいまでも使えそう
これは戦時中の日本兵が使っていたものだそうで、5人ほどの兵士が駐屯していたという
こんな暗い穴の底で、何を思っていたのだろう
夏は暑さや蚊に悩まされるし、現実的なところでトイレとかどうしてたんだろうか
神聖さすら感じさせる場所と戦跡とのミスマッチは、60数年前の現実を今でも伝えている
あまり公になってない場所だから尚更はっきり残っているのだろう

上からガジュマルの長いツタが垂れ下がっていて、地上のぽっかりあいた穴からは
空からの光が真下に差し込み縦に何本もの光の線を描いている
神秘的な光景だ

「ここで伊良部式のお祈りをしましょう、手を合わせて、ここへ来れたことに感謝をして、出身地と名前と干支を言って神様にお礼を言いましょう」
という雷太さんの言葉を受け、みなで手を合わせた


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この場所には名前が付いているけれど、観光ガイドなんかには載ってないし
地元の人に案内してもらわないと勝手に行っちゃいけないところのようだ







港まで送ってもらい、行きのときと同じフェリー『はやて』に乗る。
船が動きだして見えなくなるまで3人はずっと手を降ってくれた。
負けずにこちらも両手をあげて左右に大きく振る。
色々と案内してくれた雷太さん文さんにはとても感謝。
自分達だけの観光だったら決して見ることの出来なかっただろう

見送りされるときはいつも切ない



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天気がいいのでシュノーケリング
ウエットを着れば寒くない



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今日はホントにいい天気。
年明けはあんなに寒かったのに半袖でも少し暑いくらいだ
滞在中に青い空と青い海を見ることが出来てよかった



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誰もいないビーチを歩く





午後は今夜の宿泊先である池間島へと向かう。
予約が取りにくい人気宿として有名なラサ・コスミカツーリストホーム

2、3年前にある雑誌で見てからずっと行きたいと思っていたのだが
予約が取れなかったこと、その後も宮古へ来るチャンスを逃し
そのときはまだきっと呼ばれていなかったのだと思う。
今回は2人で一緒にくることが出来た。

ガレージに大きく描かれたお釈迦様の顔、宿に入る前から独特の雰囲気をかもし出している。
スペイン語でラサ=人種、コスミカ=宇宙
インド、ギリシャ・・・地中海などが融合したような、古城のような外観。
中に入ると、アジアンな香りが漂い、アンティーク家具が置かれ、とオリエンタル調度品が飾られ、ここがどこだかわからなくなる不思議は空間。
個々の部屋にはテラスがあり、海へ沈む夕陽を眺めることが出来る。

宿を散策し、テラスで一休み。

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海に沈む夕陽を眺める

なにもしない贅沢が

ここにある



夕食は沖縄の食材を使った創作料理が食べれるという近くの遊ming さんへ
送迎つきなのでお酒も飲める。

内地出身者であるオーナーのゆーみんさんの楽しいお話を聞きながら
奥様手料理の琉球創作料理をいただく。

夕食後は宿に戻り、
ここにはテレビも電話も、ネット回線もない。
時間が過ぎるのをわすれるほどのんびりしたひと時。
屋上で見た夜空は、プラネタリウムよりも多い数の星があるのではと思うほど。
流れ星、たくさん見た。
降ってくるんじゃないかってくらい。








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