真のアーティストになり時代のカリスマになる方法 -4ページ目

落合博満はロックミュージシャンか、現代のアルケミストか。

どうも、島田です。

昨日、僕の住む愛知県で
ドランゴンズの優勝パレードがありました。

去年のパレードは観に行ったのですが、
今年は雨が降っていたましたし、
家族の体調も悪かったので、
行きませんでした。

40万人近くの人が集まったそうですけども。

さて、今年で監督を退任された
落合さんですが、彼の言動は
善くも悪くも多くのメディアに
とりあげられました。

メディアに対する発言や態度がロックミュージシャンと
重なってしまうのは、僕だけでしょうか。

例えば、こんな発言。

「オレがなんか言ったら言葉尻だけとらえられて、書かれる。だったら、何も言わない方がいいじゃないか。オレの言葉を理解するやつは何人かいるかもしれない。でも、理解しないやつの方が多いんだ。昔から散々、そういう目に遭ってきたから、わかるんだ」

「オレは嫌われたっていいよ。だれか、オレを嫌いだという奴がいても、オレはそいつを知らない。だから、建前は言わない。建前を言うのは政治家に任せておけばいい」

「オレのやってきたことはオレが死んだ後、世間に認められるんだろうな。そういうもんだ。だから、今は何を言われても胸を張っていればいいんだ」


何も知らずにこれらの発言をみたら、
ロックミュージシャンと間違えてしまう人も
少なくないと思います。

それと、逆説的ですが、表面的なロックミュージシャンよりも
本当の意味で、「ロック」という失われがちな精神性を持っている人だと
僕はみています。

それは、発言だけでなく、野球に臨む態度や戦い方から。

例えば、この動画。



対談後に野村さんも指摘していますが、

人の気がつかないところに気がつく


そういった他人とは違う着眼点、
幅広い視野を持ち、そしてそれを実行していく
行動力はアーティストのようです。

もしくは現代の錬金術師とも言えるでしょう。

錬金術と言うと鉛から金を生み出す、、、
を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、
それは単なるメタファーで、実際のところは、

タブーとされてきたことを研究し、
真理探究していくプロセス


といったイメージをしてもらえば、
わりと本質に近づきます。

背景にあるのはキリスト教で、
神様にすがらなくてはいけないキリスト教のドグマからしたら、
真理探究をしていくのは危険思想だったわけで、

「鉛から金をつくってるんです。」

と言って、アルケミスト達は隠喩を用いながら
“本当の事”を追求していったのですね。

このアルケミー(錬金術)の起源は、
エジプト説とギリシア説があるらしいですが、
共通しているのは「創造」というイメージだそうです。

落合さんに話を戻しますと。

一見わかりにくいような発言をしたり態度を
とったりしているのは、古代のアルケミストと同じで
本質に近づこうとして、よりよいものを生み出そうとして
いるからなのではないかな、と僕は感じています。

ポイントになるのは、アンチテーゼを投げかけている
のではないという事です。


過去の伝統を踏まえて、現代にあわせて、
高い次元で止揚していっているようにみえます。

彼の野球をみているとアーティストのあり方も
考えさせられますし、参考になることも多いです。

特に、バンドやグループで何かをやっていこうとしている人や、
レーベルや事務所などを運営している人には、
彼のチームマネジメントに対する考えは役に立つでしょう。

今の時代にあった新時代のリーダー像を
体現している人の一人だと思います。


島田

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映画『ポール・マッカートニー/THE LOVE WE MAKE』を観た

映画『ポール・マッカートニー/THE LOVE WE MAKE』を観た



六本木ヒルズのTOHOシネマズでポールの映画を観ました。

その日は、ロブションでロールケーキを買って、
ボーカル育成サポートをしているゆーぞーちゃんと
打ち合わせ(というか雑談)をしていました。

魅力的な歌手ってどんなのだろう、、、
人気のでるアーティストって、、、
伸び悩んでいるボーカルにアドバイスするとしたら、、、

なんてことを話したりもしましたが、
大半がくだらない世間話だったと記憶しています。

まあ、でもくだらない話の方がいろいろなヒントが
詰まっていておもしろいアイディアがうまれたり、
ブレイクスルーのきっかけになったりすることが
多いので、それなりに有意義な時間だったと思います。

↓ ↓ ロールケーキを眺めるゆーぞーちゃん ↓ ↓ 

真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

ゆーぞーちゃんは、執筆やら勉強やらが忙しいらしく、
ケーキを食べてさっさと帰ってしまい、
僕は次の予定まで時間があったので、
ポールの映画を観る事にしたのです。

(ちなみに次の予定は、本崎さんとミュージシャン向けのアプリ
というかシステムというか、ソーシャルメディア的なものを開発している会社
との打ち合わせでした。この話もおもしろいので、またいつか。)

この映画は911の事件のときにポールが提唱した
ニューヨークでのコンサートのドキュメンタリー。

つまり、映像的には10年前のものなのだけど、
今年は311の震災もありましたので、

「アーティストのあり方、ミュージシャンの進むべき道」


みたいなものを考えさせられる内容でした。

ポールの行動というか姿勢などに。


出演も豪華でしたよ。

エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、デヴィッド・ボウイ、
ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ビリー・ジョエル、
ジェイムス・テイラー、ビル・クリントン、ハリソン・フォード、
レオナルド・ディカプリオ、、、

などなど。

あ、ハワード・スターンもでていました(苦笑)。

彼のラジオに出演している映像もありましたし。

他にもバックステージの映像や
実際のコンサートの模様などが描かれていて、
それなりに楽しめました。


映画としておもしろいかどうかは、
自信を持ってイエスとは言えない面もありますが、
時期が時期だし、雰囲気を味わうつもりで
観てみるといいかな、と思います。
(時代の空気を感じとれますので、バンドの方向性を見いだすのにも
参考になるかも。)

一番印象に残ったセリフは、ベタですが、

「ビートルズを再結成するつもりはないよ、
だって僕の左にいるべき男がいないんだからね」

というものです。

続けて、

「ウィングスも再結成するつもりはない、リンダがいないからね。」


という感じのセリフも印象的でした。

今年も残りあとわずか。

震災もあり、ニッポンを元気に!なんて言葉もたくさん聞きましたが、
違和感を感じたのは僕だけではないはず。

理由は、

「なぜヒトを殺してはいけないのか?」

という問いにうまく答えられないのといっしょ。

「ニッポン」も「ヒト」も抽象的な概念に過ぎないからです。

「左にいるべき男」や「リンダ」を大切にしていこうと思います。


島田

PS:

ロブションのロールケーキを食べていた
ゆーぞーちゃんがボーカル向けのおもしろい音声を
無料で配っていますよ。

興味あれば、こちらのサイトから手に入れて下さい。

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音楽フェスから学ぶアーティスト集客法

音楽フェスから学ぶアーティスト集客法





先月、長野県で行われた野外フェス「りんご音楽祭」に
行ってきました。

ライブハウスの雰囲気も好きですけど、
野外のイベントってやっぱいいですね。

天気がよくても、悪くても、
人が多くても少なくても、
外での「音楽」ってまた特別な感じ。

いろんな楽しみ方があるのでしょうけど、
個人的には、だらっと寝転びながら音楽を楽しむのが好き。
(昔は積極的にモッシュ&ダイブに参加しれいましたけども!)

最近はなんだかんだ全然行けてないですが、
学生の頃はフジロックやサマソニなどに
よく遊びに行ったのを思い出しました。

というわけで、りんご音楽祭にも行ってきましたので、
最近の音楽フェス事情から

「僕たちアーティスト自身のセルフプロモーションの方法」

でも考えてみましょう、というお話をしようと思います。

真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

音楽フェスっていうと、ウッドストックや
グラストンベリー、レディングフェス、
ロラパルーザなんかが世界的に有名でしょうか。

日本でも本当にたくさんのフェスがありますよね。

コンセプトを決めてカラーを打ち出したり、
場所を変えて雰囲気を変えたり、、

提供する音楽(=コンテンツ)がいっしょでも、
見せ方や切り口を変えて、お客さんを集めるという
手法ですよね。

最近の音楽フェス事情では、フェスの乱立から
お客さんの数は減ってきているというけども、
規模によりますが、何万という人が集まるわけです。

で、よく自分のライブにお客さんが集まらないという
悩みをもらいますが、こういったフェスのイベントの打ち出し方
を参考にしてみると解決策が見つかるようにも思います。

ポイントになるのは、自分ひとりでお客さんを集めるのは限界があるから
みんなでいっしょにおもしろいことをやって集めようよ
っていうところでしょうか。

もちろんアーティスト自身には、そこまで意識している人は
あまりいないのかもしれませんが、プロモーションをしている
会社や運営側というのは神経つかってると思いますよ。

とはいっても、これからはこのような運営者側の意識を持った
アーティストが生き残っていくように思います。

理由は、時代の背景や空気といった多くの人を動かしているものが
大きいですが、その辺りの詳細は過去記事などを参考にして下さい。

そして、「セルフプロモーション」とお伝えしたように、
個人的には、自分たちでイベントを主催していってもらいたいですね。

誰かに誘われてイベントやライブに出るのもいいでしょうけども、
やはり自分から企画して運営していくという活動が、
結果的には自分を助けるということになるので、
(まあ、そこまで打算的に考えなくてもいいけども)
こういった記事を読んでいる意識の高いアーティストには
どんどん行動していってもらいたいです。

そういったものを踏まえて、大事なのは先ほどちらっとお話しした
見せ方や切り口などのコンセプトですね。

考えなくてはいけないのは現代人を支配している空気、
そして、感情。

なんでツイッターやfacebookがはやるのか。

音楽フェスの現状やアーティストのプロモーション方法にも
もちろん大きく関係してきます。

というか、人間を相手にしている以上、
切り離して考える事はできないですけどね。

まあ、そういった自分たちが生きている世界というものを
しっかり意識しつつ、世界と真摯に向き合っていくのが、
アーティストの態度のあり方として健全かな、と
僕は考えます。

どうせなら楽しいワクワクするようなコンセプトを打ち出して、
多くの人を巻き込んでいけるといいですよね。

いろんなところにヒントがつまっているので、
目を凝らしてみてみるとあなたの音楽活動にも
幅が出て来ると思いますよ。

今回もいつもごとく抽象度の高い記事になってしまいましたが、
届く人には届くという事で。

りんご音楽祭は9月10日、9月11日に行われたのですが、
9月11日に出演したスチャダラパーのボーズの印象的なMC。

「あれから10年、あれから半年だけども、、、パーティーを続けよう。」

真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

それでは、また。


島田

PS:

そうそう、音楽会社や運営側と出演するアーティストの意識に
ついて少し記事に触れましたが、別業界でうまくいった例として、
格闘技イベントの「プライド」がありますよね
(もうなくなってしまいましたが 苦笑)。

一方で、あまり運営のうまくいかなかったパンクラスという
団体もあります。

個人的にはパンクラスはすごく好きな団体だったのですが、
やはりアーティスト寄りでしたね(笑)

パンクラスとプライドのどこが違っていたのか、
調べてみるとおもしろいと思いますよ。

参考までに。

PPS:

野外フェスではないですが、今度の日曜日、
東京でライブやります。

といっても、僕は出演しませんが(苦笑)

本崎さんと半年間ギターレッスンを行って
半年後にライブデビューをするという素敵な企画の
卒業ライブです。

ライブ後の懇親会もありますので、
お時間のある方はぜひ。

詳しくはこちらのブログで。

▼GSMC卒業ライブの記事の記事▼
http://bit.ly/gsmc-live-blog







バンドのプロモーション3か条

バンドのプロモーション3か条


しまだしんすけです。

引退はしません。

たくさんの人からメールなどで連絡を頂きました(笑)

「引退されてどうするんですか?」
「真相はどうなんですか?」

などなど。

心当たりはないのですが、どうやらお騒がせしたようで、、、

思い当たるのは、

そーいや、最近ブログ更新してないな

ってことでして、こうして筆をとっています。

こそこそ何かしていたんじゃないか!?

と、思った方。

ご安心ください。

真面目に楽しいことをやっていましたよ、と正直に告白します。

はい。

ここ最近はプロモーションのお手伝いというか、
仕組みづくりというか、アドバイスというか、
おもしろい企画の提案とか、そういったことを
よくやっています。

なので、今回はプロモーションをしていく中で
これって大事だな、押さえておかないとな、
と改めて再認識したポイントをお伝えしようと思います。

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プロモーションの心得 3か条


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心得その1:一方通行にならないこと

今度の新作は最高だ!
次のイベントは失敗できない!

という人ほど力が入ってしまって、
自分と近くなってしまう。

お客さんやメンバーやスタッフのことなど
気に留まらなくなって、一方通行に声をかけ続ける
ということをたまにみかけます。

気持ちはわかるけど、これではもちろんうまくいきません。

やはり対話ですからね。

ライブやイベントの告知やメールはもちろんのこと、
フライヤーやチラシも含めて、一方的になっていないか
チェックしてみるといいでしょう。

心得その2:答えを決めつけすぎない

音楽に限らずどんなことでもやってみなければ、
どうなるかはわからないですよね。

すごく当たり前なことなのだけども、
けっこう忘れがちで、

これなら間違いないだろう!

とか、

正解は別にあるんじゃないか。

とか、

陥りがちな場面をよくみかけます。

そもそも、この世に唯一絶対の解など存在しませんし、
立場や状況によって善し悪しも変わってきます。

それよりも僕は本当に満足のいくものが出せているのか、
精一杯やっているか、という視点を大事にしています
(し、そういう時の方がうまくいくことが多いです)。

自分の信念や方向性にぴったりきてるなら、
軸を持って思い切りやればいいと思います。

と、同時にこれが正解だなどと思わずに別の視点からも
見直してみるとアウフヘーベンされて高い次元のものがだせるでしょう。

心得その3:さっさっとやる

アメリカの軍人ジョン・ボイドも言っているように
作戦テンポをあげていくことの重要性をよく感じます。

先ほどのその2にも通じますが、答えを求めてもじもじだらだらと
やらずにさっさっと展開していくことの方がいい結果をうむように感じます。

経験値をどんどん貯めていくイメージですね。

トライ&エラーを繰り返して、どんどん挑戦していきましょう。

さっさっとやると言っても、もちろん衝動的にやらずに
下準備はしっかりやっておくことは大前提ですし、
そういった意識を持つ事によって演奏や表現にも
大きく影響してくると感じています。

「自分が打ったヒットや凡打した理由の全てを説明することができる」

と、イチローも言っているようにプロモーションを仕掛けた後の結果を
自分で理由付けできるようにしておく必要はあります。

それを踏まえて、肥やしにして次々にやっていく感じですね。

・・・

というわけで今回はプロモーションの心得3か条をお伝えしました。

他に細かい事を言ったらきりがないのだけど、今回の3つくらいは
常に押さえておいてもらえたらなあ、と思う次第です。

すごく当たり前のことなのだけども、
当たり前のことふつーにできる人は強い


そんなことをよく感じる今日この頃です。

最近の経験から、でした。

では、また。

引退するまでがんばります!


島田晋輔

PS:

今週末、長野県の松本市で行われる
りんご音楽祭っていうフェスに参加します。
(出演でなくてお客さんで)

サイトはこちら。

http://ringofes.naganoblog.jp/

おもしろそうなイベントですので、
だらだらと真剣に遊んできます。

もしみかけたら声かけて下さいね!

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5000年の伝統あるインド音楽から学ぶ「音楽の可能性」

5000年の伝統あるインド音楽から学ぶ「音楽の可能性」

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すべては己れの内にあることを認識せよ
誰も他人を変えることはできない

ジョージ・ハリスン

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ジョージ・ハリスンがインド音楽や哲学に影響を受けたのは有名な話。

ビートルズ中期の頃、シタールを取り入れて
インド音楽とロックの融合をしたなんて言われていますが、
ジョージのシタールの師ラヴィ・シャンカールも偉大で有名なアーティストですよね。

ウォン・カーウェイの映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」で主演も務め、
2003年にグラミー賞を受賞したノラ・ジョーンズの父親でもあるラヴィ・シャンカール。

その偉大なシタール奏者ラヴィ・シャンカールに師事し、
世界で活躍するアーティストにチャドラカント・サラデシュムク先生がいます。

なぜ「先生」と言ったかというと、ミュージシャンとしてシタール演奏活動をする一方で、
音楽の持つ治療的な効果を用いたミュージックセラピーも行っているからです。

神童とよばれ、小さい頃から世界で活躍するチャドラカント先生ですが、
11代続く伝統的なアーユルヴェーダの家系に生まれ育ったという背景があり
このような活動につながっているのです。

そして、先日、実際にチャドラカント先生のミュージックセラピーを受けてきたので
「音楽の可能性」という視点から今回はその体験談の話をしようと思います。



先生のシタールによる音楽療法は東京都内の某所にて、3日間行われました。

1日目、2日目は10数人で同時に行うグループセッション。

3日目は先生と1対1で行う個人セッションを受けました。

ありがたいことに僕は健康な方なので回復目的というわけではありませんでしたが、
音楽の持つ力、可能性といったものに興味があったのと、
日々のパフォーマンスを向上させたいという意味合いで参加したのですが…

期待以上の効果を実感しました。

リラックスする感じで仰向けになって、目を瞑り40~60分ほど
先生のシタール演奏に耳と心を傾けるというセッションが終わったあと、
自分の心身のリフレッシュを感じたのです。

言語化しにくい体験ですので、なかなか伝えにくいのですが
時間と空間を超えて、自分と深く対話していく感じでした。

海にゆっくり浸かっていき、ひとつにつながっていく

そんなイメージです。

「時間」を超えるといったのは、実際に40~60分以上の時間を
感じるからです(僕の感覚的には何年も寝ていた感じ)。

先生が言うには、実際には寝てないらしく、身体がいろいろ反応していた
と後で教えてくれます。

後で教えてくれるというのは、終わってから先生との質疑応答があり、
そこでいろいろセッションで観察してくれたことを踏まえたアドバイスを
してくれるのです。

というのは、このミュージックセラピーは決まった音楽を奏でるのではなく、
相手の身体の反応をみて行う即興演奏だから。

つまり一人一人違うし、もちろん毎回違うということになります。

こんな感じで書くと、巷で流行っているスピリチュアル風に
聞こえますが、先生ははっきり言います。

オカルトでもマジックでもなく、科学である

と。

音楽学、心理学、身体学の3つをあわせたものが、
先生の行っているミュージックセラピー。

実際にサンスクリット語で学位もとっているし、
アーユルヴェーダも学んでいる。

つまり、しっかりしたバックボーンに裏付けされた
行為というわけです。

どのような心理状態、コンディションの人にどのような音を
投げかけたらいいか、どのような反応があり、どのような意味があるのかを
先生自身がよく観察して行っているもの。

なので、当然ながら一人一人の状態にあわせた即興演奏となるのです。

西洋音楽はスコアがメインですがインドの古典音楽は
芸術的なコンサートも含めほとんど即興らしいですけどね。

そして、ここに音楽の可能性の一つを感じます。

通常、僕らは音楽のみならず西洋文化というものに慣れてしまっています。

西洋文化自体を否定するつもりはありませんし、
個人的にも素晴らしいものだと思いますが...

決められた譜面通りきっちり演奏することができるのことだけが素晴らしい演奏家でしょうか。

また、エンターテインメントとして楽しむものだけが音楽の役割でしょうか。

僕はそれだけでは不十分のように感じます。

先ほども言いましたが、そういった考えを否定しているのではありません。

ただ、音を奏でる者としていろいろなことを次世代へ伝承していくために、
アーティスト自身がもっと音楽と深く向き合っていく必要があるんじゃないのかな、
と感じています。

芸術家の精神・魂の復興

をしていきたいと僕はいろんなところで話していますが、
せっかくの音楽活動を刹那主義的にただ楽しむのではなく、
次世代への伝承という意味で活動していってほしいからです。

僕たちアーティスト一人一人の考えと行動が、伝統となって
しっかり根付いて未来へ伝わっていくことを願っています。

そういう意味でも、アーティストとして勉強していく姿勢は
忘れてはいけません(自戒の意味も込めて)。

俯瞰した視点と幅広い素養と豊かな感性を常に養っていきたいです。

チャンドラカント先生も、音楽家は本来、身体学と心理学を
しっかり学ぶべきである、と言っています。

それが、音を紡ぐ者、プロフェッショナルとしての責任であり、
深い深い知恵と伝統を背負ってきた自分の役目と感じられているそうです。

チャンドラカント先生のミュージックセラピーは受けたくても受けれない
人が世界中にいるとのことで、今回、僕自身が受けれたことは
ありがたいことでした。

貴重な体験を通して言える事は、本当に先生を必要としている人が
世界にはもっといるだろうな、ということ。

心身のバランスを整えるといった感じのセラピーですが、
精神的な疾患を抱えた方や障害を持った方にも有効なもののようです。
(実際に、先生は障害者施設などに訪問し、音楽療法を行ったりもしている)

また、アーティストのはしくれとして先生のように高い志を
もって活動していきたいと感じる体験でした。


島田

PS:

そうそう、冒頭に紹介したのは、ジョージがビートルズの頃に
かいたインド風の曲「Within You Without You」の歌詞の一部。

まわりのせいにしたくなってしまう時もあるけど、
深く内省して、自分と対話し続けることが大事なような気がします。



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東京ギターショーのイベントアイディアを公開

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日本最大級のギターの祭典。
ギターと音楽で埋め尽くされる2日間!


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これは東京ギターショー2011のキャッチコピー。

先日、本崎さんのギターブログでも紹介されていた
東京ギターショー2011に行ってきました。

キャッチコピーのようにいろんなメーカーが出展していて
楽しいイベントでした。

楽器はいいですね。

熱心なファンは展示されていたギターの写真を撮っていましたが、
その気持ちもわかります。

僕らを魅了する楽器たちってなんなのだろう、、、
と、あらためて感じた一日でしたが、今日はイベントで行われていた
おもしろいアイディアを紹介しようと思います。

出展企業はこんな感じでした。

TGS 2011
出展社一覧

ディーラー
• 池部楽器店
• 石橋楽器店
• ザ・ギター・ラウンジ&ヴェルヴェットサウンド
• Kagetsu Rock
• KAMO BROTHER MUSIC CENTER
• GUITAR TRADERS
• JUNSEI GUITARS
• 新星堂RockInn新宿店
• NANCY
• Neuvellaxe & Am Griffbrett
• BIG CITY GUITARS
• フーチーズ
• Mars' Guitar
• MIKI GAKKI
• MUSICLAND KEY
• 銀座山野楽器
• WALKiN'
• GUITAR PLANET
• クロサワ楽器 G-Club
• GOLD STAR

メーカー
• Washburn Guitars
• Cort
• BOSS
• KORG
• EVH
• FENDER ACOUSTIC
• FENDER CUSTOM SHOP
• FENDER USA
• GUILD
• Lag Guitars
• JACKSON & CHARVEL
• KID/KORG Import Division
• Levy's
• Voyage-Air Guitar
• PRS Guitars
• SQUIER
• Taylor Guitars
• Vox

出版社・他
• ミュージックトレード社
• RUDE GALLERY
• Player
• Rittor Music
• RollingStone日本版
• シンコーミュージック・エンタテイメント
• 山野楽器
• オリンパスイメージング
• ミュージック・マスター/サウンドデザイナー
• ペプシネック

裏側では2日間の売上競争という大人の事情もあるようですが、
ミュージシャンの演奏はもちろんのこと、楽器に関するセミナーや
ギター無料診断会などのイベントも開かれていて
わりと充実していたのではないかなあ、という印象。

その中で、興味深いプロモーションをやっていたところもいくつかあったので、
あなたのライブの演出やイベントアイディアなどの参考に紹介しようと思います。

●会場で買ったギターをその場でいっしょに写真撮影

「GUITAR PHOTO FILE」という企画で、
会場で買った人への特典として打ち出していました。

今年だけでなく、いつもやっているイベントみたいですが、
継続しているということは反応がいいイベントなのでしょうか。

ストラップなどは1000円、チューナーなどの小物は500円くらいで
売られていましたが、ギターは10万~200万くらいで販売されていたので、
こういった特典を用意してあげるとお客さんも喜ぶのでしょう。
(値段を下げずに付加価値をつけている点が見習えるでしょう)

フライヤーにはこんな謳い文句もあります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さらに今回はギター写真に加えてあなたの写真も撮影します!
買ったばかりのギターを抱えて、ロック・スター気分でポーズをキメて下さい!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コピーライティング的にはいまいちですが(笑)
アイディアはおもしろいですよね。

しかも、ただ撮影するのではなくて、ギター月刊誌「Player」でプロカメラマンとして
活躍する人がプロのセットで購入したギターといっしょに撮影してくれるというもの。

こういった細部へのこだわりは重要ですよね。

おもしろいアイディアを持っている人は多いかもしれないですが、
それを具現化するときに残念なことになってしまうケースがほとんどなので、
ディテールにこだわるという姿勢は忘れないでいたいところです。

●ソロギターコンテストに優勝したら最新のレコーダープレゼント

これはOLYMPUSの動画撮影機能付きのレコーダーのプロモーションイベント。

会場に来ているギタリストたちに声をかけ、用意したオケに即興で
ソロギターを弾いてもらい、それをこのレコーダーで録画して審査するというもの。

Youtubeに投稿して反応をみてか、メーカーの担当者が審査してだったか、1位になった人
ひとりにこのレコーダーをプレゼントしますよ、というイベントでした。

その場でゲーム感覚で挑戦できますし、最新のレコーダーがもらえる
というメリットがあるなら参加したくなりますよね。

ましてやギターショーにわざわざ来るくらい熱心なギター好きばかりなので、
いい感じで気持ちをくすぐると思います。

もちろんメーカーとしてはただ遊びでやっているわけではなく、
プロモーション用の動画を撮りたいという意図があるわけです。
(直接聞いたわけではありませんが、その後の流れなどをみていてわかりました)

競い合わせて一番いい人にお礼として、プレゼントする

これは見方を換えれば、広告費みたいなものです。

一昔前でしたら、新商品のPRとしてタレントや芸能人などを起用して
CMやテレビ番組、雑誌などの広告で広めていくという手法が王道でしたでしょうが、
今はこれだけネットでの媒体やツールが整っているので、ウェブプロモーションというのを
取り入れて、、、そして素人をつかうことによってタレントや芸能人などに払っていたギャラを
商品1つプレゼントというカタチで広告費をおさえられるという仕組みですね。

無料のオンラインツールを活用して広めていく、しかも安い広告費で。

といった感じですね。

そして、これは人気のAKBのプロモーションと構造的に似ています。

AKBひとりひとりのYoutube動画をプロモーション用に用意して広めていく手法。

要するに、その場に来ているお客さんをうまく活用して
マーケティングをしかけていくというものですね。

脱線してしまうといけないので、この辺にしておきますが
ライブやイベントの告知、CDやグッズ販売などのアイディアの参考に
なればと思います。

また、あえて紹介しなかったですが東京ギターショーに来ている
お客さんの心理という視点からもいろいろ考えてみてください。

どんな人がどんな気持ちで会場に来ているのか、そしてその人たちは
本質的には何を求めているのか。

そのあたりを踏まえてイベントやライブのアイディア作りに応用しますと、
今まで見られなかった変化が体験できると思いますよ。

それでは!


島田

PS:

最近、クライアントのバンドのホームページ診断などをよく行っています。

サイトはあるのにもったいない、、、というアーティストが多いので。

もしあなたもバンドのホームページが気になるという場合は、
東京ギターショーのイベントサイトも参考になるので、研究してみてください。

見ればわかりますが、ユーストリームやツイッターとも
連動させていますね。

ツイッターだけユーストリームだけですとマーケティングになかなか
活用できないかもしれませんが、このように「連動」させていくと
効果は高まると思いますので参考に試してみて下さい。

PPS:

ギターショーもあり、しばらく東京に行っていましたが
ロックの日の企画に参加してくれたアーティストのコンサルティングなども
行いました。

対面コンサルティングですね。

お会いした人はみんな意識高くて、実際に結果をだされている人ばかりで、
嬉しい限りでした。

ちゃんとやっている人はちゃんと結果もでているんだなあ、ということを
最近つくづく感じます。

PPPS:

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ラジオ放送でバンド集客教材が紹介されました。

今日、ライブ集客教材のバンドワゴンが渋谷FMのラジオ番組で紹介されたようです。

「ビジネス最前線」という書籍に掲載された商品から編集部の中でピックアップして
紹介してくれたそうで、ありがたいですね。

実際にラジオを聞いた方はぜひ教えて下さい。

で、掲載された書籍ですが月刊誌の方では業界の著名人なども
登場しているようで、ミュージシャンではスティングなどが出演しているようです。



ということで、音楽好きの編集部イチオシのバンド教材として
推薦してくれているみたいですね。

僕の担当さんも音楽好きで、最近はイーグルスのライブに行ったそうで、
今日の氷室京介の全曲BOØWYライブにも行くと言ってました。





音楽好きの人と話すのは楽しいですね!


島田

PS:

先日、公開したロックの日の企画に応募してくれた方、
ありがとうございます。

まだ選考中ですので、追って連絡します。

それと今回の企画に対して、質問も頂きましたので、
補足のビデオもとりました。

興味のある人は見てみて下さい。

▼ 下記の画像をクリックすると動画のページにいきます。

ac69-01

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いつもありがとうございます!

ロックの日、新企画です。

ロックの日の新企画を公開します。

お待たせしました。

2011年6月9日のロックの日記念の新企画です。

詳しくはこちらのテキストに書いてあります。

ダウンロードして印刷し、バンドメンバーとでも読んでみて下さい。

グループでの参加も歓迎です。

ac69-01

案内にも書いた通り、無料コンサルの選考基準は申し込み順も考慮しますので、
必要な人は今のうちにじっくり読んで検討してみて下さい。

必要のない人は無視でOKです。

申し込みはこちらからもできます。

それでは、ありがとうございました!


島田

PS:

去年はオンライン講座があったので、そちらの選択もできましたが
今年は「Free&Create」というテーマを設けて、
オーダーメイド的な個別コンサルティングのみにしています。

なので、意識の高い人の数人くらいからしか申し込みはないのかな、
と思っていますが予定に反していっぱいになってしまいましたら
お断りしてしまうかもしれません。

あと関係ないですが、画像のおっさんは単なるイメージです(笑)

PPS:

コール&レスポンスっていいですよね。。

AKB48総選挙には出馬してない僕ですが、
こんなランキングには参加しています。

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ファンの人数×信頼関係=CDやグッズ販売の向上、ライブの動員アップ、オーディション合格...

オーディションを通過できない、ライブの集客がうまくいかない、CDやグッズの販売が
思うようにのびない、、、

といった悩みをよくもらいます。

僕の考える答えのひとつは、今回のタイトルにある

ファンの人数×信頼関係


といった当たり前だけども見落としがちな方程式に集約されます。

いつだって本質はシンプル。

それは音楽などの芸術に限った話ではなく、いろいろな分野で言える事だと思いますが、
シンプルで当たり前すぎるからこそ、見落としがちなものですよね。

あなたのファンが増え、そのファンとの信頼関係ができるならば、
今の音楽活動は飛躍的に加速するでしょう、、、

・音楽オーディションにエントリーしたのならば、ライバルに差を付けて圧勝
・CDやグッズを販売すると、自分たちが望んでいるくらいは売れる
・チケットノルマに怯えず、ライブの動員は安定し、リピーターも増え続ける


などといったことは、ファンの人数とファンとの信頼関係によってもたらされる結果です。
(ただファンの人数が多ければいいということではないというのがポイントですね)

そのうえで、

「そんなことはわかっているけども、うまくいかない!」

という人のためにこうしてアーティスト活動に関する記事を書いたり、
音声やビデオなどのコンテンツを通して方法を紹介してきました。

先日公開したフィッシュマンズレディオヘッドのマーケティングも
事例としての活動のヒントになるでしょうし、具体的な方法論として
実行しやすいテクニックもいくつかあったと思います。

実際に、僕が伝えている事を実行して自分たちの望む結果を得た
バンドやミュージシャンから感謝のメールなども頂くのですが、
もちろん全員がうまくいっているわけではありません。

ファンとの関係性も理解し、バンドをカタチにしていく方法も学んだけども
うまくいかない、、、という人ですね。

直接アドバイスしたり、プロデュースしたりしているバンドでも
もちろんうまくいくバンド、いかないバンドがいます。

どうして違いがでるのでしょうか?

僕の至らない点ももちろんあるのでしょうが、多くのアーティストと接してきて
うまくいく人といかない人の特徴というものもみえてきました。

そこで、今回はさらにもう一歩踏み込むという意味で、
うまくいっているアーティスト(もしくは、うまくいっていないアーティスト)
の共通点をいくつかお話しようと思います。

特徴1:向上心がある


うまくいっている人に共通していることで一番、感じることは
「向上心がある」ということです。

違った言い方をすれば、好奇心旺盛で勉強熱心な人ともいえます。

特に自分の専門分野以外のところから学ぼうとしている人は
うまくいっているように感じますね。

現状に満足せず、常に多くの事柄を自分に課す人間のことを
「貴い人」とスペインの哲学者オルテガも言っている通り、
時代を引っ張るリーダーや芸術家に共通しているのは、
常に努力して自分を高めている人だと思います。

映画やマンガの主人公が成長していくように、
自分に多くの努力を課して困難に立ち向かっている人は
バンド活動やアーティスト人生においてもどんどん進化し、
うまくいっているケースが多いですね。

逆にうまくいかない人は、

・時間がないから無理
・そんなことやっても無駄
・自分には関係ない


といった感じで、できない理由を見つけて、
やる前に立ち止まってしまっているように感じます。

自己閉鎖的で何事にも無関心なタイプが多いですね。

必要なスキルを磨こうとしない人がうまくいかないのは当たり前と言えば
当たり前なことなのですが、意外に見落とされがちだと思います。

音楽に限らず、自分に多くの努力を課し、学ぶ姿勢を忘れずに励めば、
自然と結果はついてくるように感じます。

特徴2:自分を知っている

1に通ずる部分もあるのですが、自分と向き合って自分をよく知っている人
(自分を見つめ直す時間をつくっている人)はうまくいっているケースが多いですね。

キャラクターの演出などでも自分をどれだけ知っているか
ということも重要になってきますし、バンドのプロモーションを行うときにも
まずは自分たちに目を向けてからコンセプト作りなどをすることが多いと思うので、
「自分を知る」というのは、重要な要素です。

そして、これができているアーティストやバンドは自分たちの見せ方などがうまいので、
ファンを取り込んでリピーターにしたり、他のバンドにはない独自性を出したりするのに
長けているので、音楽シーンで自分たちの地位を築いているように感じます。

逆にうまくいかない人は、まわりのことばかり気にしていて、
自分のことが見えていないケースが多く、そのため方向性がずれてしまい
結果がでないということになっているパターンが多いですね。

物事を深く理解しようとせず、短絡的な快楽や結果を求める傾向にも
あるように感じます。

流行に流されているアーティストはまさにその典型ですね。

余談ですが、昨日座禅を行ってきました。

座禅は自分を見つめ直す時間がつくれるので、おススメです。

ついつい自分のことを後回しにしがちでしょうが、
ゆっくり時間をとって自分と深く対話してみるとまた世界が広がるでしょう。

特徴3:常識にとらわれない

うまくいっているアーティストはチャレンジ精神があります。

常識にとらわれず新しい取り組みをどんどんやっていきますね。

逆にうまくいかない人は、自分の価値観や世間の常識にとらわれてしまって
動けない(実行できない)パターンが多いです。

音楽に関わらず一流といわれている人は、
常に常識を疑って高みを目指しているように感じます。

例えば、将棋の羽生さんは若手の指す将棋を今でも研究されるそうで、
若い人の方が、常識を覆すような新しい手、おもしろい戦法がでやすいからだそうです。

羽生さんほどの実力と実績を積んでも、現状に満足せず常識を疑い、
常に高みを目指している姿勢があり、僕らアーティストも見習う点だと思います。

うまくいっている人っていうのは常識にとらわれずに、羽生さんのように、
どんどん新しいことにチャレンジしていく人が多いように感じます。

特徴4:投資感覚がある


投資といっても、お金だけを指すものではありません。

時間や労力も含めて、自分たちの活動にどんどん投資している
(もしくは投資しようとしている)アーティストは短期間で結果がでているように感じます。

お金の面でいえば、フライヤーなどの広告費やCDのプレス代から練習のスタジオ代などで
活動費もそうですが、ボイトレやギターのスキルアップのために通う教室にかかる費用も
そうですし、自分の身体をいたわるという意味で、ゆっくり睡眠のとれる環境を整えたりする
のにお金をつかうのも立派な投資だと思います。

時間的な投資でいっても、楽器の練習や楽曲作りに時間をつかうだけでなく、
メンバーとのコミュニケーションの時間をつくったり、
バンドの方向性や戦略を考える時間をもうけたり、
音楽以外の読書や映画鑑賞などリラックスできる時間を
投資感覚で実現している人はうまくいっていますね。

労力やエネルギーの投資も同様で、「投資感覚」がある人は
ツイッターや1facebook、mixiなどの作業も遊びではあまりやりません。
(遊びとわけている事が多いです)

SNSの活動もバンドの運営とうまく結びつけているように感じます。

この感覚を身につけるのはけっこうたいへんで、
一般的にいわれる「センス」というものに近いのかもしれません。

投資感覚をセンスの一部と考えるならば、この感覚がある人は
楽曲作りやバンドの見せ方などのセンスもあるように感じます。

勉強ができる人はスポーツもできるみたいな感じですかね。

ぜひセンスあふれるアーティストになるために投資感覚というものも
養って下さい。

特徴5:行動力がある

これも当たり前ですがうまくいっている人は行動力があります。

テクニックなども教えてから実行するまでが早いですね。

飲み込みの早い人は、応用して僕の想像以上の活動をする場合もあります。

逆に、うまくいかない人はなんだかんだ理由をつけてやらない人が多いです。

特に行動できない人には、完璧主義者が多いように感じます。

全てをしっかり準備して、完璧にできるまで行動しないというパターンですね。

いつまでたっても納得したものができないので行動できない、、、
という感じで何をやったらいいのかわかっているけども、
行動できずに結果がでないというパターンですね。

何も考えないで走り出すというのも無謀かもしれませんが、
思い切り飛んでみて、その後考えるくらいがちょうどいい人が多いように感じます。

自分がどんな人生を歩みたいのかにもよりますが、
好きでやっていて何か実現したいものがあるのならば、
とにかく行動してみるとよいかと思います。

特徴6:正直である

これも今まであげた特徴と重なる部分もあると思いますが、
正直であり、誠実な人というのは少しぐらい失敗をしても
うまくいくことが多いです。

正直であるというのは、お客さんにはもちろんのこと、
先にお伝えした通り、自分自身に対してでもありますし、
音楽活動においても言えます。

アドバイスしたことを素直に実行できる人は、
結果がでることが多いですし、実行したとしても
素直に取り入れず自分の解釈やエゴがでている人は
うまくいかないケースが多いように感じます。

素直に誠実に行動するというのはアーティストという以前に、
人として大事なことですよね。

特徴7:情熱がある

最後の特徴としてあげるのは、「情熱」です。

好きでもないことを嫌々やっていても続くはずがありません。

寝る間も惜しんで病み付きになってやってしまうほどの
情熱をもってすれば少々不格好でも、花が咲く事が多いですね。

逆に言うと、それほど情熱がないのに表面的に取り組んでいたとしたら
短期的にうまくいっても、先は長くないでしょう。

今やっていることにどれくらいの情熱があるのか
深く対話してみるといいかもしれません。

寝る間も惜しんでPVをつくったり、地道にレコードショップを
まわって挨拶回りをしているクライアントもいますが、
情熱をもってやっているからこそできるのだと思います。

やらなければいけない

ではなくて、

好きなので思わずやってしまう

という状態になれば、あなたの望む結果は自然についてくるでしょう。

・・・

以上、7つの点が同じようにバンド活動をしていてうまくいく人と
うまくいかない人を分けるポイントだと思います。

あなたはこの7つのうちどれくらいクリアーしてますか?

今回、オルテガの言葉も引用しましたが、彼は100年くらい前に
自分に満足して他人の声を聞かない人は野蛮であり、知的大衆だと批判しています。

自分の殻に閉じこもり、価値観を狭めてしまい、限界を決めてしまうのは
もったいないですね。

これからのアーティストのあり方としても、
ぜひ今回の7つのポイントを押さえて実行して頂けたらな、と思います。

・向上心がある
・自分を知っている
・常識にとらわれない
・投資感覚がある
・行動力がある
・正直である
・情熱がある


この7つを前提に活動を行えば、ファンは増えるでしょうし、
またファンとの信頼関係も深まります。

いい曲をつくっていいライブをやるというのも大事なのですが、
それ以外のこういった部分に目を向けると世界が広がるでしょう。

この7つのポイントはあるけどもなかなか思うようにいかない、、、

もしくはこれから新しい第一歩を踏み出したい
というアーティストのサポートをこれからもしていきたいと思います。

まずはあさって6月9日にリクエストの多いものを実現する予定です。

人数限定ですので、早めにチェックしてみて下さいね。

楽しみに待っていて下さい。


島田

PS:

アメリカのアップルでカンファレンスが開催され、
iCloudが発表されましたね。

これでますますCDが売りにくい時代になってくると思います。

オンライン上で曲は簡単に手に入るようになるので、
ただ単にいい曲をおさめただけのCDでは売れなくなってくるでしょう。

どれだけ付加価値をつけて販売していけるかによって
CDの販売枚数も変わってくると思います。

これからもCDをどんどん作っていきたいという人は、
より工夫して打ち出していかないと生き残っていけないと思います。

長い目の戦略を練って、アーティスト活動に励んでいきましょう。

PPS:

アーティストやクリエイターを支援する立場ではありますが、
その僕も応援してもらえると嬉しいです(笑)

コール&レスポンスってことで。

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レディオヘッドのプロモーションを解説。

先日、フィッシュマンズのマーケティングを解説しましたが、
すでにみられましたか?

そちらでは、ユーストリームを使ったバイラルマーケティングなどを
お話ししました。

今日は、以前から要望のあった2月に販売された
レディオヘッドの新作のプロモーションに
関する解説動画を公開します。

こちらです。
(※下の画像をクリックして頂くと解説動画のページに移動します)

radhiohead


この動画では、、、

●CDやグッズなどの販売戦略
●イベントや新キャンペーンのプロモーション
●WEBマーケティングやネット販売の仕組み


などをお話ししています。

きっとお役に立てる内容だと思いますので、
メモを取りながらでもビデオを見て下さいね。

楽しんで頂けたらと思います。

それでは、今日はこの辺で。

ありがとうございました!


島田

PS:

今回の動画でも解説していますが、ネットで音源やグッズなどを
販売していく場合はペイパルの口座をつくっておくと何かと便利です。

世界190カ国で使われていますし、手数料や登録料なども
ないので安心して使えますよ。

PPS:

先日お話ししたビジネス最前線という書籍で
紹介されているライブ集客教材「バンドワゴン」ですが、
6月11日の渋谷FMラジオでも紹介されるようです。

ビジネス最前線で紹介してあるいくつか商品の中から
ピックアップ商品として選ばれたので、ラジオで紹介されるとのことです。

僕は愛知県に住んでいるので聞けませんが、
もしその日聞けるようでしたら聞いてみて下さい。

PPPS:

6月9日のロックの日にまた何か企画をやります。

まだ内容などは決めてないのでリクエストなどあれば、
お気軽に連絡くださいね。

PPPPS:

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