みなさん、こんばんは音譜

相変わらずブログをさぼっていたので令和になってから初めてのブログです汗

 

パソコンには「令和」と単語登録しないとダメですが、

スマホは賢いので天皇誕生日も天皇誕生日も既に変更されておりました合格

 

急に暑くなりましたね。今日なんてもう真夏のよう・・・晴れ

明日は札幌に出張ですが、札幌も最近は冷房が必要ですよね。

 

今年のGWは10連休。長すぎるとの声も多く聞きましたが、

終わってみると結構あっという間だったような・・・。

でもどこに行ってもすごい人混みだと思ったので外出もほとんどせず、

唯一映画館に「アベンジャーズ/エンドゲームを観に行ったくらいです。

もちろん、前作の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」をDVDで借りて

きちんとおさらいしてから行きました。

 

3時間を超える大作なので、奮発してプレミアシートを購入。

プレミアシートは普通席の2席分を使った革張りの個室感覚のシートです。

画面はドルビーアトモスの大画面で迫力も満点!

ゆったり観られるのでたまにご褒美的に購入するならお勧めです。

 

あせる もう一度観ようとスマホの予約画面を見たら、

なんともうアベンジャーズエンドゲームは小さなスクリーンに

移動させられてるではないですかがーん汗

代わりの「コンフィデンスマンJP」が大スクリーンに・・・(正直言って観る気なし)

いやいや、あのアベンジャーズの集大成かつ最終作なのですよはてなマーク

1ヵ月くらい大スクリーンでやって欲しかったけど、世の中は移り変わりが早いんですねあせる

 

それはともかく、2008年のアイアンマンから始まったMCUシリーズの最終作である本作品。

途中途中でクスッと笑えるシーンもあれば、ジーンと涙するシーンもあり、良かったです。

私は涙もろいのでハンカチが必須でした。

 

個人的に私がアベンジャーズが大好きというのもありますが、

興行収入もアバターに追いつき、追い越すのではないかと思われるほどの勢いで、

それだけの人気があるのでしょう。

でも既にコンフィデンスマンJPにスクリーンを取って代わられていることからも、

残念ながら今後の伸びしろは少ない可能性も高いですね。

全世界当時公開ですから、今後世界的にもそんなに大きな伸びは

見込めないかもしれませんが、

それでもアバターを超えて興行収入1位に輝いてほしい作品です。

 

ではなぜアベンジャーズは人々に愛されるのでしょうかはてなマーク

(アベンジャーズおよびマーベル作品に興味ない方もたくさんおられるのはさておき・・・)

ここから先はネタバレもあるので、ネタバレされたくない人は読まないでくださいね。

 

それはヒーローの人生の過去の挫折や弱さ、頑固さや時には傲慢さ、

そういった人間臭さにあると思うのです。

それぞれがスーパーヒーローであるがゆえ、チームになろうとすると衝突も生じます。

要するにスター選手ばかり集めた野球チームが必ずうまくいくわけでも、

優勝するわけでもないのと同じでしょうか。

 

2008年のアイアンマンから始まったMCU(マーベル・シネティック・ユニバース)

個性派のヒーローたちが一堂に集まれば、そこにはお互いの倫理観や正義感の違い、

さらには自分の立ち位置などでトラブルも生じるでしょう。

それぞれに思い描く正義の形が違うことも大きな一因かとは思います。

 

ではアベンジャーズのヒーローのそれぞれの魅力を私なりに・・・

 

まず最初の作品となったアイアンマン。(←リンクあり)

アイアンマンことトニー・スタークは巨大軍需企業の社長。

ある時テロリストに襲撃され、皮肉にも心臓周辺に自社製品のミサイルの破片が突き刺さり、

小型のアーク・リアクターを常に装着しておかなければならない状態となったわけですが、

それを機に軍需産業から手を引き、テロリストと戦うために私財を投入して立ち上がります。

天才的な頭脳と豊かな財力によってパワードスーツを次々に開発。

しかし途中、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では思わぬ副産物を作り、

世界を危機にさらしてしまう一面も。

 

自惚れが強く、傲慢ともいえるトニー・スタークですが、

意外にも恋人でのちに妻となるペッパーに対しては一途ですし、

サノスに敗れて生き残った後はペッパーと結婚し、子供を愛する

家庭的な男性となり、アベンジャーズに戻ることに最初は戸惑います。

 

またMCUの中ではまだ未熟なスパイダーマンことピーター・パーカーを育てています。

自分の後進を育てるという意味では一番彼が秀でているかもしれません。

ピーターもまたトニーを慕っているのがわかります。

 

『エンドゲーム』ではタイムマシンで生前の父親に出会うシーンがあり、うるうるします。

最期にサノスを制して自分の命をかけて地球を守るシーンもジーンとします。

彼はいつもいざとなったらミサイルをチタウリのところまで運んで力尽きたり、

自分の生命を投げ出しても守ろうとしているのですよね。

 

マイティ・ソーも一応は神様なのに人間ぽくて好きです。

『エンドゲーム』に出てきた時には、サノスへの敗北での挫折感や喪失感から、

地上のある場所に新しい「アズガルド」を建設したものの、引きこもって太ってしまい、

アルコールが手放せなくなっています。

 

アズガルドは土地ではなく民なのだ、自分はその王になるのだと前向きに考えたものの、

弟ロキや、信頼できるヘイムダルも目の前でサノスたちに命を奪われなすすべもなく、

大切な民さえもサノスが指を鳴らしただけで半分失われたことで自分を責めたのでしょう。

サノスの首をはねたものの、喪失感は拭いきれず、ずっと深い傷となったようです。

王とはなんなのか?自分が何者でどうあるべきか?

考えれば考えるほど、現実逃避したくなるくらい辛かったのでしょうが、

ファンとしてはかなり情けない姿のソーを目にすることになりました。

再びアベンジャーズが始動しても、会議中にビール片手に居眠りしたり、

ストーンの説明中に自分の過去の自慢話や失恋の話などあちこち逸れたり。

 

ソーの手にするハンマー「ムジョルニア」

心身ともに強く、高潔でなければ動かせないといわれる「ムジョルニア」ですが、

ソーは純粋ではありますが、不遜で傲慢な部分もあり、そこまで高潔か?と

問われると疑問を感じる点もあります。

 

『エンドゲーム』ではキャプテンアメリカも軽々とそのハンマーを操っています。

 

トニー・スターク主催のアベンジャーズが参加するパーティの余興で

アベンジャーズのメンバーが「ムジョルニア」を動かそうと試みます。

しかしパワードスーツを着たアイアンマンでもビクともしませんでした。

 

「ムジョルニア」は持ち主であるソーですらも傲慢になりすぎて謙虚さを失い、

父オーディンの怒りを買い、地球に追放された時はその手に持つこともできず、

ビクともしなかったのです。

「ムジョルニア」を持つというのは「ムジョルニア」自体がその人を

持つのにふさわしいと認めた相手だけなのかもしれません。

 

しかしキャプテンアメリカことスティーブ・ロジャースは、

この時「ムジョルニア」を持ち上げられたのではないかはてなマークと思わせるシーンがあり、

動きそうな「ムジョルニア」を見てソーが少し焦った表情を見せますが、

結局スティーブが持ち上げられずに置いたことでほっとしています。

でも実はやはり持ち上げる素質があり、実際に持ち上げられたことを

米Redditで展開された質疑応答に答えたファイギ社長が、

「キャプテン・アメリカは常に素質があった。

『エイジ・オブ・ウルトロン』では礼儀正しくしただけ」と回答しているようです。

 

『エンド・ウォー』の中で「ムジョルニア」を自在に操るスティーブを見て

ソーは「I knew it !(thatだったかもしれませんが)」と叫ぶシーンがあります。

「やっぱりな」と日本語訳されてたように思いますが、

やはりソーもスティーブの高潔さを認めていたのでしょう。

 

ソーは『エンドゲーム』の中で過去に戻りますが、

自信を無くして駄々っ子のようになっている場面で、

アライグマのロケットに平手打ちされたり、

恋人よりも母親のところに走って行ってマザコンぶりを発揮したり、

とても愛すべきキャラクターだと思います。

 

アズガルドの王であろうともがかなくても大丈夫なのだ、

あるがままを受け入れる方が素晴らしいのだと優しくソーを諭し、

すっかり太ってしまったソーの姿も慈しんで受け入れている

母フリッガはとても素敵でした。

 

「ムジョルニア」については、『エイジ・オブ・ウルトロン』の中で

ヴィジョンが軽々と動かしていた時にびっくりしましたが、

(ソーも多少複雑そうでしたが)ヴィジョンは機械なので無垢なのでしょう。

そもそもヴィジョンの誕生を最終的に可能にしたのはソーなのです。

ヴィジョンの中にある石についても、ソーは大丈夫と言っています。

「ムジョルニア」を動かせるヴィジョンなら大丈夫という判断なのでしょう。

 

しかしソーの姉のヘラは『マイティ・ソー/バトルロイヤル』の中で

ムジョルニアを操るどころか破壊していましたがあせる

 

最後は王位をヴァルキリーに譲り、ガーディアンズと旅に出ます。

 

アイアンマンのロバート・ダウニーJr.もマイティ・ソーのクリス・ヘムズワース

この役で一躍世界的となったとも言えるでしょう。

特に薬物問題などを抱えていたロバート・ダウニーJr.にとっては大きな転機でしょう。

 

そして私の大好きなキャラクターでもあるキャプテンアメリカことスティーブ・ロジャース。

ひ弱な青年からキャプテンアメリカへ・・・

 

えーと、書き出すとかなり長くなりそうなので一旦ここで前半を終わりますね。

 

一つ、私が『アベンジャーズ/エンドゲーム』で感じたこと。

それはそれぞれの正義が違うということ。

敵であるサノスでさえ、本当に悪なのか?と考えさせられます。

アベンジャーズが絶対正義で、サノスが悪。そんなに簡単でしょうか?

やり方はどうあれ、サノスはサノスなりに犠牲を払い、

「宇宙の均衡をもたらす」という自分の大義を貫いただけなのかもしれません。

 

そしてそれぞれのキャラクターの葛藤や孤独、悲しみ、そういった面を

ちょうどいい具合に描いていて、重すぎず、ところどころにユーモアも交えて

壮大なスケールで描いた作品群がMCUなのだと思います。

そういった点からは、もうアイアンマンともキャプテンアメリカとも会えないという

一抹の寂しさはありますが、夏休みはスパイダーマンが戻ってきますね。

 

ではではまた、いつになるかわからないけど後半を書きますね。

良い週末を!