夏の名前 11 | Love show sweet 翔潤への愛を叫べ

Love show sweet 翔潤への愛を叫べ

嵐が櫻井翔くんが翔潤が大好きです。
たくさんの愛を叫んでいきたいと思います。


「プールなんてちょー久しぶり。」

「ふふふ。潤は海パンすら持ってねえんだもんな。」

「だって日焼けしたらヒリヒリ痛いし。」

「柔肌だもんな。」

「だから!俺は軟弱じゃねえ!」

「軟弱だなんて言ってねえじゃん。」

「ふふふ。ほら、遊ぼーぜ。」



「あれ?松本くん?」

「えっ…
えーーーっと。」

「去年同じクラスだった松葉みやびだよ。」

「あぁ松葉さん。」

「忘れるなんてひどい。」

「ごめん。」

「私ってそんなに存在感なかったかなぁ…」

「そんなことない。でもごめん…」

「ふふふ。いいよ謝らなくて。
てか、松本くんとこんなところで会うなんて奇遇だね。」

「そうだね。」

「松本くんは一人で来たの?」

「なわけないじゃん。
連れが…あれ?
どこ行ったんだろ?探してくる。
じゃあね、松葉さん。」

「うん。」




辺りを見回したけど彼はいなくて、トイレを探してもいなくて…
まさかロッカールームにはいないよなと思ったけど一応見に行ってみた。


彼のロッカーには鍵がささってて開けたらそこは空っぽで、俺も着替えようと思ったらロッカーにこんな手紙が入ってた。




『潤へ。

俺、夏休みで浮かれてて、好きとか言ったのは一時の気の迷いだったみたい。

潤は女の子と幸せになるべきだと思うから。

でも俺は潤に出会えて幸せだった。

ありがとう。翔』




翔って名前なんだ…
やっと知れた。




そんなことより急がなきゃ!




急いで着替えてプールの外に出るとちょうどバスに乗り込む彼がいた。




全力で走ったけど、間に合わなくて、
俺は大声で叫んだ。






「しょぉぉぉーーーっ!
翔が好きだーーーー! 
お前は一時の気の迷いかもしれないけど俺は違う!
俺は翔が好きだーーーーー!




もっと早く伝えればよかったのに…






バスが見えなくなると、俺はその場で泣き崩れた。