イングリッシュ ローズィズ | 『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

今をときめく絵本セラピー。
大人は、絵本の短い行間に、これまでの知識や経験、価値観を投影して、”心の鏡”とするらしい。
質問に答えてみて欲しい。
今の心の状態がわかるかも…。


嫉妬…ですか? と思った話顔2




取引先の、「ちょいワルオヤジ(死語?)」と評判の社長の元へ、打ち合わせに向かっていた時の事。


「イングリッシュ ローズィズ」


『オトナ楽しい絵本ネタ』~絵本は心の鏡~

作: マドンナ
絵: ジェフリー・フルビマーリ
訳: 江國 香織
出版社: 集英社

「ニコルたちは、いつも一緒の仲良し4人組。彼女たちの気がかりは同じ町に住むひとりの女の子。なんでもよくできて、評判もよくて、おまけにきれい。いつもひとりぼっちだから遊んであげたいけど、ちょっとね。そう、嫉妬もあって気にさわる。ある夜、夢の中に妖精が現われて、その娘の意外な素顔が・・・。友情と思いやりの大事さを描いたストーリー。」




彼は親愛の情を込めて“セクハラエロジジイ”とも呼ばれている。


どんなタイプかちょっと想像できたでしょ?




社長はモテるらしい。


眉ツバ情報だ。



そろそろ到着という頃、社長から電話がかかってきた。




「今ちょっと出先でね、少しだけ遅れそうなんだ。事務の女の子に伝えてあるから待ってて」





「わかりました(・∀・)」



と返事をしたものの




事務所に着いて女の子を探したがどこにもいない。




代わりに、私の母親くらいの年齢の、オネエサンが数名迎えてくれた。




オネエサンの一人が優しく、奥の応接セットに招いて、お茶を出してくれた。



少しすると社長が帰って来た。





社長は50代後半だろう。


今日は白いジャケットなんか着て、日焼けした肌が、ギラギラ感を際立たせている。



これはもしやバブルの香り?




改めて社長室に移動した所で社長が言った。




女の子達、無愛想じゃなかった?知らない女の子が来ると、ちょっと嫉妬しちゃうんだよね。ハハハ目





え?


女の子達?


嫉妬?



?Σ(゚д゚;)



社長は、(推定)60歳を超えているであろう女性達を「女の子」と呼び、(推定)60代の「女の子」達からの、(あるかどうかも怪しい)嫉妬を感じている。




う~む、何歳になっても、女性を女性として扱う「ちょいワルオヤジ」、奇妙だ。



しかし、少なくとも私は、男性から女の子と言われて悪い気はしない。


対外的に気恥ずかしいのはおいといて



もしかしたら、社長は本当にモテるのかもしれない。


装いでも、ルックスでも無く


フェミニズムと許容範囲の広さで。




セクハラエロジジイ、見直したぜ・・・デレデレ




帰り際



「キミ、最近彼氏と仲良くしてないんじゃない?

なんか色気が足りないもんね・・・あはは



と言うまでは…だが・・・ぷちっ





Q  フェミニストはモテる?




A  本物であれば




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