新・東京のでんしゃずかん ~覚えては忘れ… | 『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

今をときめく絵本セラピー。
大人は、絵本の短い行間に、これまでの知識や経験、価値観を投影して、”心の鏡”とするらしい。
質問に答えてみて欲しい。
今の心の状態がわかるかも…。

電車に夢中になっている姿を見るとやはり男の子なんだなぁと思う。
高架の上から眺める電車に興奮する銀ちゃんがいじらしく、ブックオフで買ってきたこの絵本。

新・東京のでんしゃずかん

作: 松本 典久
絵: 井上 広和
出版社: 小峰書店

 


「すーぱーひたちTE!」

「とっきゅうおどりこごう(特急踊り子号)にこ

マニアック(-_-;)

銀ちゃんは全ての電車名を言えるまでになってしまった。
幼児の恐ろしき吸収力よ。
それが半年ほど前のことだ。
ふと思って尋ねた。

「最近電車の本読まないね汗
すると銀ちゃんは言った。
「よみたくないよほっぺ隊長
汗
与えればなんでも読んでいた銀ちゃんがそんなこと言うなんてがーん
意思表示は成長かもしれないが、電車オタクの銀ちゃんもオモシロくて好きだったのに。
諦めきれないハハは銀ちゃんが選んだ“今日の寝る前の絵本”の中にそっと忍ばせ、「次はコレね~」と開いてみた。
すると...
「おかあさん、これなあにほっぺ隊長?」
「スーパーひたちだよね?」
「すーぱーひたち?ふーんほっぺ隊長
「特急踊り子号だよ」
「ふ~~~んほっぺ隊長ほっぺ隊長

 あんなに覚えていた電車名を全て忘れているらしい汗


子供の興味と記憶力なんて、持続しないものだと諦めている方が幸せかもしれない。

 

クリックありがとうございます(´∀`)

 

      下矢印

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