夜8時半、そろそろ銀ちゃんを寝かしつけようと布団を敷いていると、リビングから銀ちゃんの声がした。
「おとうさん、だいすき ぎゅうっ」
念の為、“ぎゅうっ”までもが銀ちゃんのセリフで、擬音ではない。
扉の向こうでオットが銀ちゃんから抱きしめられている気配だ
だいすきひゃっかい
【絵本ナビより】
夜。ねむくないはるなは、おかあさんになぞなぞをだします。ねるまえに、はるながいくのはどーこだ! 思わず親子でだっこしたくなる、おやすみなさいのスキンシップ絵本。
「え?」
オットは突然の事で動揺しているようだが、銀ちゃんは絵本の中の事を再現しているに過ぎない。
後でおしえてあげよう。
「お、おとうさんも大好きだよ!」
おそらく抱きしめ返しているのだろう
オットよ、違うのだ。
正解は
「だいすきいっかい、だいすきにかい…」だ。
(大好き1回、大好き2回)
「おかあさ~~~ん!」
ほら、銀ちゃんも思った通りの反応が返って来ないから、正解を求めてハハの元へやってきたではないか。
「はいはい、大好き100回だよね~」
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