こぶたほいくえん
【絵本ナビより】
牧場に花が咲き、ミツバチがぶんぶん飛んでいるとき、3匹のこぶた、まきお、はなこ、ぶんたが生まれました。3匹は毎日いたずらばかりするので、見かねたお父さんとお母さんは、相談して3匹をこぶたほいくえんに入園させることにしました。3匹がお母さんに連れられて保育園に行ってみると、こぶたがいっぱいいて3匹はびっくり。あいさつをすませた後、みんなで体操しますが、3匹は牧場の方を見てばかり。ところが、かけっこをすると、3匹のこぶたの早いこと早いこと。ポプラの木をまわっていちばん先に戻ってくると、みんなが休んでいるのを尻目にもうひと走り。お母さんが迎えに来るころには3匹はこぶたほいくえんが大好きになっていました。まきおとはなことぶんたは、かけっこをしながら牧場まで帰りました。
銀ちゃんが通っている”体操教室”に、今後も通い続けるか否かを悩んでいる時だった。
スーパーで偶然同じ教室のママに会い、こう言われた。
「体操教室、そろそろ一つ上のクラスにしない?」
一つ上のクラスと言えば、オヤコ分離の体操が増えるらしい。
最近とみに甘えん坊で、家の中では私のお尻を追いかけ回していると言っても過言ではない銀ちゃん
「や~、銀ちゃんが最近すごい甘えん坊でさ。ちょっと厳しいかも」
すると彼女は思ってもみない事を言った。
「それってさ、銀ちゃんは保育園に入れられて、寂しいから甘えんぼうになるんだよ~」
えっ?
なに、今、もしかして責められちゃったの?
と思ったが、決して彼女は私を責めているのではない。
親切心から、或いは正義感から“甘えたいのに甘えられないかわいそうな銀ちゃん”を不憫に思って言ってくれたのだ。
そうそう、私は自営業(自由業)なので、待機児童問題が取り沙汰されるこの東京で保育園に入れた事は半分奇跡のようなものだ。
だから、手に入れた私の時間は開放感に満ちている
きっとみんなも我が子との密接時間からの解放を望んでいると思っていたのだが、彼女は
「お試し保育で半日いないだけで、寂しくて泣きそうだった」
と言っていた。
さまざまな価値観を持つ人がいるということを改めて知ったのはいい機会だった
価値観というものは時に相手を否定する(されたように感じる)。
だが、本人はそんなつもりが無いことがほとんどだ。
イチイチ気にしていては気苦労が絶えない。
もうしらな~い
それにしても、なんと大きな価値観の相違だ。
今日も銀ちゃんは
「おかあさん、おそくむかえにきてね!」
と念を押して、笑顔で手を大きく振り、保育園の門をくぐっていったというのに
この瞬間は寂しいんじゃ
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