LAの聖者達(4) | 鋼音°

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【テスト運転】アメブロの諸機能忘れました(*_*;

久々に書いているブログにも関わらず、アクセスや「いいね!」ありがとうございます。

ものすごく恐縮です(;^_^A

記事を一通り書き終えてから、改めて皆さんのブログに伺わせて頂こうと思います。


今回のモトリー・クルーのLIVEでの撮影禁止の件ですが、一昨年の Van Halen の来日公演とはまったく正反対でした。

ヴァン・ヘイレンの東京ドーム公演ではプロモーターのHPにその旨の記載があっただけでなく、「今回の講演ではアーティストの意向によりカメラ撮影・ビデオ撮影が可能となっております」と開演前にもわざわざアナウンスがありました。

今やYoutubeに個人が撮影したLIVE動画が溢れている時代、これを取り締まるのではなく、逆にバンドの宣伝に利用してしまえ。ファンだって喜ぶんだし一石二鳥じゃないかというのがヴァン・ヘイレン側の考えだったんでしょう。

カメラ撮影がOKになったからといって何も混乱は起きず、感動的な素晴らしいLIVEでした。

ヴァン・ヘイレンを招聘したのはUDO音楽事務所。一方、今回のモトリー・クルーの招聘はクリエイティブマン。

ウドーさんは老舗だけあってアーティストとの関わり方が本当に上手いと思います。アーティストの意向を親身に受け止めようとする。

一方、新興のクリマンさんはやはりビジネスと割り切っている部分が大きいのかな? 余計なことは極力しない。

こんなところにもプロモーターの哲学の違いが現れているような気がしました。

もちろん、クリマンさんは他のプロモーターなら呼んでくれないようなアーティストでもガンガン来日させてくれるので感謝すべきところは大きいですが。


話を戻して

ニッキーの感動的なMCが終わり、間髪入れずに爆音で10曲目 Anarchy in The U.K.

静から動へ。ここも興奮しました!

言わずと知れたセックス・ピストルズのカバーですが、これも Decade of Decadence(91年)リリース時に録音された1曲。

Megadeth など複数のバンドがカバーしていますが、モトリーのカバーが一番かっこいい!

モトリーの場合は Anarchy in The USA ですけどねw


日本公演が始まる前、ヴィンスが全然歌えていないという声をチラホラ耳にしましたが、この日のLIVEを観た限りでは、昔からこんなものだったのでは?と思いました。

ブリティッシュロックのバリバリの名シンガー達と比べてはいけませんw

確かに若い頃に比べたら高音パートは出にくくなったかもしれませんが、目立ったフェイクもしなかったし、オクターブを下げて歌うなんてことも一切しませんでした。

基本的にキーが高いサビ部分は観客に任せる、自分は歌える部分をしっかり歌うというスタンスは潔くて良かったと思います。

歌うことだけではなく会場を盛り上げることもボーカルの重要な仕事なので、そういった意味ではLIVEのコンダクター(指揮者)としての役割を十分以上に果たしていたと思います。

もっとも、この曲には高音パートもないので、ヴィンスはフルでしっかり歌っていました。



11曲目 Dr.Feelgood 12曲目 Shout at The Devil はそれぞれ同名アルバムのOPトラック。

どちらもアルバム冒頭のS.E.から始まる完全バージョンでした! どちらも鳥肌がw

こういうところもファンとしてはかなり嬉しい!

(VHがJumpを演奏する際に1984から入らないのとは対照的w)

モトリーの中でどの曲が一番好きか?と訊かれたらこの2曲は確実に上位にランクインすると思います。どちらも代表曲ですよね。

Dr.Feelgood はジューダス・プリーストで言う Pain Killer に匹敵する名曲!

オープニングで響くトミーのベードラのリズムが好きなんですよね~

「タンタタン、タン」ってところ......なんて書いてもきっと伝わらないww

ミックのギターソロに入るところ、会場全体で「ギター!」はやはりありませんでしたw


コーラス&ダンサーの姉さん二人はずっとステージにいるわけではなく、登場する曲が予め決まっています。どの曲で登場したか?しなかったか?なんてことまでさすがに憶えていませんが、この2曲でも登場したと思います。

単純に踊るだけではなく、ステージ両脇に設置されたスクリーンのような装置の後ろに入って影絵のような状態で踊ったり。まったく見飽きません! ブロンド美人だしねw

Shout at The Devil ではさすがにヴィンスの声は苦しそうでしたが、少なくとも不快ではありませんでした。昔からLIVEではこの曲はこんな感じだったような気がします。

もちろん「シャウ!シャウ!」の大合唱!


13曲目は Don't Go Away Mad (Just Go Away)

アルバム Dr.Feelgood から。

これもどことなく別れを感じさせる曲ですよね。熱いものがこみ上げて来ました。


そして、この後いよいよ例のアレが!!!ww



と、ひとまずここまで。


少し余計な話を入れて長くなってしまいました(><;)

後ほど続きをアップします。

今日中に完結させるつもりです。


では、のちほど!