中学生のソラ

小学校6年までが順調過ぎたんかな？

それとも当たり前のことなんかな？

中学生育てたことないから分からん

クラブの先輩とトラブルになって

LINEを見せないようにして

最後に一言だけ

「明日学校で話をさせてください」と

打った。

私とのスマホを持つ上での約束

⚪大事な話し合いは直接する

それを守ってくれている

先輩ときちんと話し合ってきた

先輩も分かったと言ってくれて

多分、とりあえずは解決できてると思う

そう言って帰ってきた翌日

今度は一番仲の良かった友達の事で悩む

少し前から悩んでいる事は気付いていた

けれどソラは口に出すまでに

時間がかかるタイプだから

「いつでも話聞くから」とだけ伝えて

ソラから話してくるのを待っていた。

期末テストの最終日前日

「あの子、カンニングしてやるねん」

小学校まではそんなに成績の良い子じゃなかったのに、中学では物凄く成績が良いと噂に聞いていた。

いつもテストは出席番号で並んで受ける

友達の席の前は学年一の秀才

しかも秀才は体が小さいので

答案用紙が丸見えらしい

秀才の後ろ、友達の隣の席に座るソラ

友達が少しずつ席を動かして

前を見ながら書いてるのが気になっていた

前回のテストの時に

その友達自身が「丸見えでラッキー」と

言っていたという

正義感と嫉妬心(先生に誉められている友達に対して)それがぐちゃぐちゃになって

秀才に「もっと見えないようにカバーしたほうがいい」と伝えた所

秀才も薄々気付き始めていて

先生伝えた

先生もうっすらとは気付いていたという

(じゃあ対策練ろうよ！！)

そしてソラがモヤモヤしてたことを

知っていた友達が、その子に伝えて

先生に言ったのはソラだと言うことになり

昨日のクラブの時に急に

ソラに裏切られた！！と泣き出したそう

皆、訳がわからなかったけど

クラブで立場が悪かったソラが

何となく皆から責められる形となった

またLINEで攻撃が始まる

ソラは必要の無いLINEと判断して

既読にもしない

「ソラの味方やで、何も悪いことしてない」

そう伝えてきた友達のLINEだけ開いていた

私の教えとして

「悪さをしても、ズルいことはするな」

それは良く言っていた。

それがソラのモヤモヤの根底にあったなら

私は全力で応援しなければいけない。

「ママ・・ソラ、悪いことしたんかな」

そう涙目で聞いてきたソラに

「してない！正しいことを言っていると自信を持っているなら、気持ち揺らいだらあかん！

正しいことを言いたいなら、突き通したいなら強くなりなさい！！」と言った

本当はソラと泣きたかった

でも、まだ泣くのは早い

たぶん、経験上辛いのはこれからだから。

でも寝る前に

「でも、何があってもママは絶対にソラの味方やから、弱音を吐きたい時はいつでも泣いていいよ。」そう言うと

「ママに話してスッキリした。堂々としとく」と言って寝た。

違ったやり方はあったかもしれへん

けど、ソラが自分で選んだ方法に

それが間違いなら自分で気付くまで

私は支え続けるしかない。

毎日、頑張って美味しいご飯作るから

いっぱい食べて

家ではゆっくり好きなことして

暖かい布団でゆっくり寝て

パワーをつけさせて送り出す

それくらいしかできへんけど

今日の土曜スクール

その後のクラブ活動

ギュッと抱き締めて背中を叩いて送り出した

「行ってらっしゃい！！」

ママの元気をあげるから、頑張れ！！

頑張れソラ！！