こんにちは、天地光明です。
人は、ふとした掛け違いが、
とても大きな開きを、未来へ残します。
先日、あるクライアントさまのセッションをしていたところ、
「潜在意識の荷物は無いのに、不快感が多い」という場面に遭遇しました。
すでに2回セッションしていますので、大きな荷物は無くなっている状態です。
でも結果的に、不快感が多い物事があるのです。
それは、
「集団生活が苦手」
「理想の結婚相手を探す行動ができない」
でした。
よくよくお調べしてみると、根となる部分に、
「問題(ストレス)は起きないことが、当たり前」(問題が起きることは、異常な状態である)
「結婚相手は、相思相愛なもの」
という基準が存在していたのです。
でもよく考えてみると人は、
そもそも酸素を吸えば、体が酸化し、
体にとってはストレスです。
でもそれが、自然です。
重力は体にとって、負荷(ストレス)ですが、
それに耐えられる筋力があれば、いいわけですから、
重力自体は、自然なことです。
「問題は起きないことが、当たり前」なのではなくて、
生きている限り、常に体は問題だらけ。
重要なのは、それに耐えられる体力、
適切に浄化される、体のしくみが、
人や生命にはそもそも、備わっているわけですね。
ですから、
「問題は常にいつも、起きている。
それに対して、どのように解決を
図っていくかによって、あなたの今の
人生での心、魂の成熟度が決まっていく」
という風に、捉え方、基準を差し替えたのですね。
すると、今まであった、集団行動に対しての不快感は、いとも簡単に、消えて無くなったのでした。
そして、
「結婚相手は、相思相愛なもの」
これに関しては、人はそもそも
生まれてくる仕組みにおいて、
心、魂の荷物が共鳴、共振する家族に生まれ、
共鳴、共振する仲間に囲まれて人生を送ります。
それらをお互いに刺激しあいながら、
最適に手放していくことによって、
生まれてきた第一の使命、
心、魂には本来は無い、荷物を手放して、
本来の状態へと戻っていくことが、自然に果たされていくのです。
と考えると、周りを見渡せば分かるように、
初めから相思相愛な夫婦は、全体の数%にも満たない。
というのが、事実です。
つまり、合わないから、夫婦となって、
よりお互いに磨かれ、荷物がはぎ取られ、
心、魂の距離が近くなり、
結果的に、相思相愛になっていく。
というのが、自然なプロセスです。
そしてこれは実際に、どの家庭でも、
当たり前のように、起こっている事実です。
とすると本質的には、
「結婚相手は、初めは合わない部分があって、当たり前」
となります。
その紛れもない事実に立ったときに、
あるクライアントさまが抱えていた、
不快感は、跡形もなく、氷解していったのでした。
人生は、あなたがどのような捉え方を、
基準としているかによって、未来は
大きな開きを持って、あなたへ、
その捉え方を反映した現実を、差し出しているのですね。
天地光明
「人生がみるみる好転していく、魔法の本」