おはようございます。
望んだ結果に半歩近づきたい人のメンタルトレーニング、なつめれいなです。
今季5勝に終わった日本ハムの斎藤祐樹投手ですが、11月のキューバ戦の日本代表に招集されるようです。
選ばれるのはいいのですが、「本人が納得しているのかな?」という疑問が出てきます。
今季大活躍ならともかくとして、前半戦(6月)まででわずか5勝、2ヶ月間二軍落ちしていたときは1勝6敗で、二軍や社会人にまで滅多打ちにあっていましたからね。
一軍にあがってからも案の定、中継ぎでは何とか抑えたものの、先発だと5回6失点でしたしね。
ストレートに全くキレがないこともありますが、もう一つ気になるのが頑ななまでに力勝負にこだわっているように見えることです。
彼自身、どの方向に進んだらいいのか分からないように見えてしまいます。
タイプ的に言えば、田中投手(楽天)のような本格派ではなく、中日の吉見投手のようなコントロールとキレで勝負するタイプなのではないかと思いますし、日本ハムも彼を投手として一本立ちさせる気があるのであれば、技巧派に転向させるべきではないかと思うのです。
もちろん日本ハムの首脳陣やコーチがすでに本人にその旨を伝えていても、本人が嫌がっているのかもしれませんし、そのあたりのことは部外者の私には知る由もありません。
ただ、今の彼にこういうことをしっかりと進言できる人が周りにいるのかなということは常に思います。
「本人の自覚を待つしかない」というのは考え方としては正しいのですが、人というのはともすれば自分本位の考え方に走ってしまうことが往々にしてあります。
そういうときに道を修正したり、付け替えたりできる人の存在というのが大切になるわけですね。
当然、自分で考えることというのは大切なのですが、「人の意見は一切聴かない」では、誰も何も言ってくれなくなるので、聴く耳だけは持って「参考になるかな?」と思う部分だけ取り入れるようにすることが大切なのです。
これから斎藤君が大成するにせよ、このまま尻すぼみで終わるかについては、この「聴く姿勢」というのが鍵を握るのではないでしょうか。
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