こんにちは。
望んだ結果に半歩近づきたい人のメンタルトレーニング、なつめれいなです。
柔道の全日本男子ナショナルチームは、井上康生氏が新ヘッドコーチに就任しました。
井上氏にというよりも全柔連に期待したいことになるのですが、もっと底辺に報いてほしいということです。
どういうことかと申しますと、少年期やカデ期、ジュニア期の指導者に報いてほしいわけです。
選手強化の一面であったり、選手のタイトル獲得後を見ると、どうしても大学時代や卒業後の所属先の指導者にばかりスポットが当たりがちです。
確かにその人たちの功績もあるでしょう。
しかし、選手が柔道を始めた時期にもよりますが、少年期やカデ期、ジュニア期など様々な段階で、様々な人の接点があるわけです。
そこにもスポットを当てるべきではないかと思うわけです。
例えば報奨金など金銭的、経済的な面で報いるのは難しいかもしれませんが、選手に選んでもらい、少年期やカデ期、ジュニア期の指導者の中から一人、視察という形で該当選手が出場する大会に同行してもらうという形で報いてもいいと思うのです。
シニア期の強化の現場というのは、なかなか見えにくいものですし、普段見る機会のない現場の空気を味わうことで、指導者の新たな視点の構築に役立つのではないでしょうか。
せっかくいい育成システムがあっても、土台がグラついてしまっては意味がありません。
ロンドンオリンピックでは男女とも歴史的惨敗だったわけですし、そこからの復活のためにも、足下を見つめなおしていただきたいのです。