おばあちゃんとあたしのおべんと | ねじまき鳥

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つれづれ日記

昨日

なんだか身体がとても疲れていて


幼稚園児もびっくりの

まさかの8時30分にベッドに入った

45才・一児の母であるアタチ




とはいえ

そんな時間に眠れるわけないけどな、、


と思ったか思わないかのうちに

あっという間に眠りにつき


目覚ましが鳴る前

朝の4時に

キッパリと目が覚めました




ぐっすり眠るって最強




そして

定期的に訪れる


あれもこれも整えたい!

誰もいない家の中で

ひとりで家事したい!


という抑えきれない欲望を満たすため

階下に降りるやいなや


リビングのラグをひっぺがし

雑巾を濡らし


一休さんスタイルで

床を磨いていく




パジャマのズボンがずり落ちてきたから

ひとおもいに脱いで

まさかのパンイチ




一休さん改め

分かる人には分かる鎌田行進曲の小夏スタイル

(かつての松坂慶子の100分の1の色気すらも漂わぬ私だが

それはやむなし、、)




そして

床の上になにも物がない状態でお香を焚く




ふぅ、、

整った




すると


お弁当、作ってみたら?


という声がどこからともなく降ってきた




おばあちゃんから譲り受けた

あの輪島塗のお弁当箱

使ってみたいと思ってたじゃん?


それ、

今日なんじゃん?





とはいえ

弁当を作るための買い物なんてしてきてない




なんとなく冷蔵庫をあさり

なんとなく作りはじめてみたら

なんとか埋まりました









私は基本

お弁当にレトルトとか冷凍食品は使わない主義なんだけど

なにせ材料が限られていたもので


昭和からの付き合いである

イシイのおべんとくん♪ミートボール氏にご登場いただきました




梅干しは

庭の梅で

塩だけで作った自家製




むふふ




・・・




今は亡きおばあちゃんから譲り受けた

このお弁当箱




おばあちゃんは

こまめにお弁当を作るような人ではまったくなかったから


輪島塗のお弁当箱が欲しかっただけで

このお弁当箱にお弁当を詰めたことは


たぶん

ない気がするんだけど




でも

彼女の審美眼にかなったこのお弁当箱は

私の中で大切な大切なタカラモノ




ごはんとおかずを詰めて

かばんに入れて仕事へ向かう途中


なんか

ずっとしあわせな気持ちだった




おばあちゃんと今朝の私から

お昼の私へのプレゼントみたいで




急ごしらえの

有り合わせだけど


お昼を楽しみに

仕事します




皆様も素敵な一日を~