アップデートだと言われても | ねじまき鳥

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つれづれ日記



 
てことで
昨日
ひとりで映画を観に行ったんだ



『ゆとりですがなにか』



映画の内容はネタバレになっちゃうから触れないけど

世の中の流れに合わせて
アップデートしてかな置いてかれんで

ってことが
その是非ではなく、それがもはや現実だ
という風に描かれていてさ



だよねぇ

このドラマが始まった頃は
ゆとり世代のことが題材だったけど

今やZ世代なんて言葉が出てきて
時代は目まぐるしく移り変わってる



あ、ちなみに
映画はめっちゃ楽しかったよ

映画館で観なきゃいけない映画だとはあんまり感じないけど
でもひとりで
大きなスクリーンで観れて大満足



・・・



んでさ
帰りにちょっと洋服が見たくて
久々ZARAをのぞいたの



そしたらさ、、



まあ、もうそんなことはみんな知ってるかもだけど

試着室で試着するのに
でっかいモニターみたいなのに服をかざして
スキャンさせるのね

そうすると
何番の試着室を使えっていうのが画面に出てくる



試着が終わったら
また別の画面に服をスキャンさせる



試着室のすぐ横には
無人のキャッシュレスオンリーのレジがあって
自分で会計する



まだ有人のレジもあるんだけど

試着室にも
一応スタッフはいるんだけど

もうさ
基本、全部自分でやってね
分かんなかったら教えるし

的な突き放しスタイルで



おもてなしの国・ニッポン
とはもはや過去のことか!

なんか軽く衝撃だった



すみません
これ、試着していいですか?

とか
もうこの先聞くことはなくなってくのかも



まあ
洋服選ぶのに店員にベッタリくっつかれるのも嫌だけど

ここまで放置されると
どないしよ、、となってしまうアラフォー



ん?
あれ?

あたし、もうアラフィフ?



まあいいや
ぼやっとさせとこ



・・・



この時代の流れの早さに
追い付けないと感じてるのは

コロナ禍以降
本当に世の中のが激動だから
なのか

己の老いなのか、、



団塊の世代でも
ゆとりでも
Zでもなく

超就職氷河期を乗り越えたおばさんは
ピント合わせになんだか時間を要するようになった目で
遠くを見つめるのであった



南無