とにかく、ワザとやっているんじゃないの?

とも思うほど当局は放置している円安ドル高。

ところが4月29日は動きがありました。

 

 

4月29日は34年ぶりの1米国ドルが160円を付けましたが…

午後には急速に円高が進み1ドル154円台に…

 

 

介入したのかな?と思っていましたが…財務省の神田財務官は、ノーコメントと発言。ノーコメントは「やった」の裏返しの言葉と思っています。

 

 

一旦は急速に円高方向に進みましたが、時間が経てば再び円安方向かもしれません。

再び当局はほったらかしにするかもしれません。

日本だけで単独介入したところで焼け石に水です。

「当局は何もしない」の声に行った可能性も高いですね。日米欧共同介入するくらいでないと転換しないと思っています。

 

  やはり連休中に動きましたね~ 笑

 

 

 

当局は何故円安ドル高に対処しないんでしょうか?

 

あとで「あ~このためにやったのか?」と気が付ければいいのかな?とも思います。

僕の見立ては2つ。どちらかだと思っています。

 

① 日本をインフレ経済にするため、日本のエネルギーを含む海外輸入品のコストを上げて、物価高を演出したいと思っている。デフレ経済に慣れた日本は、企業努力(値段を変えずに内容量を少なくする)をしてきたが、これすら諦めさせて本当の物価高に持って行きたい当局の狙い(財務省が号令をかけているんでしょ?)

 

② いずれ利下げをせざるを得ない米国経済と米国株。

ドル高円安にすることで、マイナス金利を解除したばかりの低金利日本円を外国人投資家に調達させ(キャリートレード)相対的に安くなっている日本株・日本国債・不動産を買わせている。先行投資が終わり米国株が下落に転じたころ、金利を少し上げて、日本株高を演出し始めて、円高に誘導。

海外から見れば、日本の金利が安いうちに日本円を借りて日本へ投資をしたいと目論む連中に「金利あげちゃうぞ」と脅しをかけて、早めの投資を促す。

そして、株高になったころ円高になって入れば、初めに日本株投資をした勢力は、日本株を高値で売り、円高ドル安時に円を売れば、しこたま儲かる…っていう計算。

 

まぁどちらにしろ「日本人はいつもの通り我慢することになるだけ」です。

 

 

さて、今回の話題はかなりマニアックな情報です。

 

海外に出かけるとき、お金ってどうしていきますか?

予め両替しておきますか?それとも現地で両替?

両替はしないで、全てクレジットカードという方もいるかもね。

昔はトラベラーズチェックなんて方法もありましたよね。

 

 

ゴールデンウィークに海外に出かける方には辛い円安。

今朝のブログで「海外旅行の好きな方は、海外に口座を保有するのも1つの方法かも」

と書きました。海外好きの方からコメントもいただいたので、もう少し書きたいと思います。

 

10年ほど前から2019年頃まで、「海外口座をつくりませんか?」という広告をよく見た気がします。仲介業者がいくつも出来て、日本人を希望の銀行に案内して海外口座を作り、1回3万円から渡航費込みのツアーまで色々な代行があったことは承知しています。ネットで海外株やドル円などをチェックしていたせいか?ネット広告が出てきましたし…

 

実際、香港で海外口座のアフターケアをしている方のメルマガを読んでいますが、日本人は海外口座を作るとそれで安心(何の安心かはわかりませんアセアセ)してしまうそうで、日本の銀行に預けるように預けっぱなしになってしまうそうです。

 

パスポート更新していない、キャッシュカードが使えなくなったなどの相談は日常茶飯事で、中には口座が凍結されたとかどこの銀行家もわからなくなった…という嘘のような本当の相談もあるようですよ。

 

自分の口座はちゃんと管理できると思う方だけ先に読み進めてほしいです。

ブログの中で海外の銀行に口座を持ち、その国の通貨で外貨を保有していた場合、その国の物価は大きく変わっていないので、銀行から出勤して普通に支払いすればストレスなく海外を楽しめるような気がする」と書きましたが、日本より金利の良い海外銀行に口座があれば、海外旅行の時に出金して使えるし為替レートなど考えなくていいし、現地の10ドルは100円でも150円でもなく100ドルという考えの元、旅を楽しめるような気がしています。

 

ただし、海外口座というのはどの国でも作れるものではないようです。

 

かなり昔、何かの代金を海外に送金しなければならなくて、東京にあったイギリス系のロイズ銀行の「Goロイズ」というサービスを使っていましたが、かなりの金額積めば口座開設が出来たようなきがしました。ロイズは既に日本撤退をしていますね。

 

またシティバンクは、日本の支店に口座がある方向けに必要に応じて米国のシティバンクの口座が作れるサービスがありましたが、シティバンクも今は日本撤退していますね。

 

また香港のHSBCやスタンダードチャータード銀行も、日本で個人リテール事業を始め最低預入2000万で業務を開始したこともありますが、わずか数年で撤退してしまいました。

 

全てに共通することは、日本で儲けるのが難しいという事らしいです。

金融庁の指導には従わなけばならないし、デリバティブ投資を個人に進めにくいし、まずは日本人の国民性で金を入れたら動かさない(儲けようとしない)ことが原因かと思います。

 

さて、日本国内の外資系はほぼ撤退しているので、海外旅行に使える口座を海外で作らなければならないですが、旧イギリス系の国では比較的楽に作ることが出来ると聞いたことがあります。

ただし、パナマ文書が出てからマネーロンダリングを防ぐ意味からも旅行者が口座を作ることは難しくなっているようです。

 

また、台湾が好きだから…と台湾の銀行で口座が作れるか?はわかりません。

比較的口座が作りやすいと以前聞いたのは、香港・シンガポール・タイと聞いたこともあります。

 

タイは、バンコク銀行だったかカシコン銀行だったか日本語がわかるスタッフもいて手続きが楽だったらしいですが、最近はワークパーミット(労働許可証)または長期滞在ビザが必要になったと聞きました。

究極の方法としては、タイランドエリートに入会することでしょうか?

タイランドエリート経由であれば作れるような気がします。

 

 

シンガポールも旅行者の口座開設はハードルが高いようですが、条件付きで可能な場所もあるようですし、紹介で可能という銀行もあるようですね。

情報が古いかもしれませんが、ちょっとググってみたらそんな感じでした)

ただし、気軽に作れる口座というわけではなく、最低預入が10万シンガポールドルなどのプライオリティ口座になるようです。(1シンガポール$=110円ほど)

(これは2019年頃に、シンガポールに渡った方から聞いた話です)

 

ただシンガポールでは日本には無い良質な投資商品が多くあるので、日本での資産運用とは比べ物にならないくらい早く、資産が増えるそうですよ。

うらやましいですね。

 

 

 

イギリスの植民地色が強く残る香港。

以前は、九龍の某支店に日本語ペラペラの行員が積極的に日本人の口座開設を手伝っていたそうですが、今はどうなったか?わかりません。

 

最初に書いたように、一時は日本人に指南して口座開設を手伝う仲介業者が暗躍していましたが、口座開設後何のアクションも起こさない日本人に対して銀行側が日本人の新規受け入れを拒否した為、業者はほぼ絶滅したと聞いています。

 

色々情報を探していたら、香港の口座開設の情報を載せている方がいました。

情報は2年ほど前のモノになりますが参考にはなるかもしれません。

 

 

この方のガイドの中でも述べていますが…

「何故、口座開設をしたいのか?」

が重要かと思います。

 

ーーーー(以下転載)ーーーー

「銀行のプラットフォームを活用して相応の資産を運用してくれる優良な顧客」だけをしっかりと選別して確保していこうというのが、香港だけではなく「銀行業界全体の流れ」のように思います。

 

ちょっときつい言い方をすれば、

「お金を預金だけして運用しない。運用するリテラシーや最低限の資産がない個人は不要」と言うことなのだろうなと思います。

ーーーーーー(ここまで転載)ーーーー

 

今回ブログを書くにあたって色々調べてみましたが、海外の銀行に口座を持ち、その国の通貨で外貨を保有していた場合、その国の物価は大きく変わっていないので、銀行から出勤して普通に支払いすればストレスなく海外を楽しめるような気がする」という目的だけでは難しいようですね。

 

大きな金額を預けて、運用しながら一部を旅行費に充てる…という方法しか採れないようです。それすらハードルが高そうです。

 

 

もう少し早く情報を得ればよかった~

って思いましたよ。

 

でもチャンスがあったらチャレンジしたいですね。