4月終わり、政府・日銀が覆面で円買い介入をしたにもかかわらず、再び円安方向へ動いているドル円相場。
ブログを読んでいても、オーストラリアから帰ってきた御仁、台湾へ出発した御仁、
香港に行ってきた方々など、現地滞在でいつもよりお金がかかった方がいるのでは?大変じゃないのか?と思っています。
そんな中、ブルームバーグが結構重要な情報を先週末伝えているような気がしました。今まで利上げをしていた国々の中に利下げに転じた国があるとの事です。
スウェーデンは8年ぶりに利下げ、ブラジルも利下げ、イギリスも利下げに傾いていると報道されていますね。スウェーデンやイギリスが利下げに動くと、EU内の金利均衡が崩れるので、EUすべての国でEURO安定のために利下げが起こってくるかもしれないですね。
EURO圏の利下げがあると、より一層金利高の米国に資金が集中して米国は更なるバブル化になるかも?しれないので、米国も遅かれ早かれ利下げに転じると感じています。今利下げが出来ないのは、大統領選挙対策かな?
利下げ=景気後退対策と見る勢力にとって格好のツッコミポイントを与えたくないので、積極的にその方向に動きずらいのかも。
イエレン米国財務長官も「為替介入は異例の事」とけん制しているけれど、FRB議長を務めた方なので強い調子での牽制ではない気もします。
さて、世界の利下げが見えてきた中、日米の金利差が縮まると再び円高方向に動いていくと思われます。今はドル高で日本株が安く買えているけど、円高方向に移っていくと自国通貨の円転が目減りしていくので、人よりも早く円転したい思考が働き、予定より早く円高局面が出てくるかも?しれません。
円高になると、輸出企業よりも内需型~国内経済を支える企業が有利になります。
そう考えたときに・・・
最近「おかしな下げ」をしていた鉄道株
実は買われているのでは?という疑問に変わってくるんですよね。
鉄道株は円高銘柄、内需株の一角ですね。
近鉄もかなり下がっているようですが、近鉄経済圏ではないので近鉄を買おうかどうか?は悩んでいますね。ただ、値上がり期待の投資としては魅力的な水準になってきています。
円高になったら上がる?という保証はありませんが、決算が悪くないのに下げているということは「おかしな下げには裏がある」ってどうしても思ってしまうんですよね。