私が養成講座を始めた理由と現状

僭越ながら、カラーリストの育成をさせていただいております。

色彩検定対策講座然り、パーソナルカラーコンサルタント養成講座然り、

カラー講師養成講座然りなのですが、よく考えたらどれ一つとして

自分がやりたいからという理由で始めたものはありませんでした。

むしろ、始めるのが怖かったり、構えたりする事の方が多かったように思います。

色彩検定は、あるところからのご依頼がきっかけでした。

それまでパーソナルカラー診断をメインとし、教育機関でのパーソナルカラー講師、

企業セミナーの講師をしていたところ、大学での検定試験対策のお話が。

その時、｢断ったら次はないな」と率直に思いました。

だから、どちらかと言うと、その先の可能性を考えてお受けしたようなところもあります。

ただ、これがやってみたら面白かった。

食わず嫌いって、本当にあるなぁ・・・と思ったのでした。

あの時断っていたら、あの実績はなかったわけで、
ひとつの大きなポイントになったことは確かです。

受講者が多かったのですが100％合格。

ご依頼元でちょっとした話題になったようで、その後その企業では初対面の方でも、

「全員合格させた染川先生ですよね！」

と何度か言っていただきまして＾＾ちょっと自慢なんです（笑）

その後、同業者の方から、合格させる秘訣を教えてと言う声を立て続けにいただきました。

そうして始めたのが、色彩検定対策インストラクター養成講座です。
わかりやすく、効率がよく、モチベーションを保つ指導方法をレクチャーしています。

パーソナルカラーコンサルタント養成講座もまた、ご依頼をいただいてのものでした。

某所で開催したオープンセミナーにご参加くださった方が、

後日、カラーの勉強をしたいからと相談してくださいました。
その際、私が持参したものは、その方が通える範囲にある、良さそうなカラースクールの案内。

一通りご紹介した後にその方がおっしゃった言葉。

「私、先生から教わりたいんです♪」

ひょ～え～！！！（←私、心の声）
それでチャレンジさせていただくことにしました。

あの時あの受講生さんに言われなければ、きっと未だにパーソナルカラーの養成には

着手していなかったと思います。だって怖いですもん。いろんな意味で（笑）

ですが、やると決めたら、とことんやりたくなってしまいます。

人が調べてないことを調べたり、検証したり、まだ見つかっていない法則性を見つけたり、

パーソナルカラーはその余地はあるなと強く確信しました。

以前皮膚科学を研究している企業で努めていたことがあり、

その時の知識が私のパーソナルカラー診断にはかなり役に立っています。

肌色の変化を見ているのに、肌のことをしっかり学んでいないなという印象。

どのような状態であれば肌がどのように見えるのか。

この部分が、この部分も？盲点に思えてなりませんでした。

盲点とくるとフィル・インがセットで浮かんでくるところあたりは、

色彩検定対策講師の職業病かもです（笑）

ということとかその他諸々で、パーソナルカラーの研究は個人的に興味深いだけでなく、

とっても楽しいのです！いろんなことがつながっていくので。

そうこうしている内に、講師ノウハウ自体を教えてほしいというお声をいただくようになりました。

フリーになった年から、人に仕事を手伝ってもらっていたこともあり、

これはやっぱり必要だなと思ってカラー講師養成講座を開講することにしました。

自分が講師業に従事する際に、いつのタイミングでどう考え、何を大切にし遂行しているか。

カリキュラムの作り方、クライアントの対応、受講生とのコミュニケーションなど、

講師業のビジネスノウハウを凝縮した内容でコンテンツをまとめ、

模擬で授業をしてもらってはその様子をDVD撮影してお渡ししています。

もちろんフィードバック付きです。