言葉のカベ | カラーエージェント染川千惠の style creation

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
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当社のカラースクールでの認定試験でのこと。

先日試験を受けられたのは、海外の受講生Eさん。

受講をスタートされたのは2020年。

コロナが広がる2ヶ月ほど前からです。

 

Eさんが受講してくれていた講座は、平均1年強ほどで認定試験に至る講座です。

でも、コロナの時期にまたがって受講された受講生さん達は9割以上の人が途中で受講を中断せざるを得なくなりました。

それも何度も。

 

緊急事態宣言が発令され自粛要請が強化された時には、対面実習に差し掛かっている受講生さん達は全員ストップ。

スクールではオンライン講座だけを動かしていました。

 

講座の種類にもよりますが、カリキュラムの順番を入れ替えられないものもあって、足止めを食ってしまった受講生さん達がいました。

 

こういった外的な要因でも、気持ちは盛り下がってしまったり、他のことに興味関心が向いて終了するケースもあります。

それは仕方がないことだと思っています。

 

そんな中でEさん。

コロナ禍で進められる時に受講を進めて、残りはレポート課題と認定試験だけという状況でした。

でも、ここで間が空いてしまうと、試験のハードルがかなり高まってしまうんです。

だから、Eさんに限らず、このパターンになっている受講生さん達の認定試験は「理解度維持できているかな?」と気がかりにもなります。

 

なのですが!

 

Eさんは、こうでした。

コロナの5類移行が決まってから、質問が加速しました。

 

「これらの動画は見ましたが、他に復習できる動画はありますか?」

「このケースではこの対応でよかったですよね?」

 

積極的に学習していることが伝わってきました。

そして迎えた試験。

 

すごかったです。

 

残りの不明点を簡潔にまとめてきていて、事前に確認。

これまでの実習でフィードバックした事は全てクリア。

 

どうだろうか?と一番気になっていたのは、言葉のカベです。

実習の時はどうしても言葉の不明瞭さが残ってしまっていたのですが、なんとそこもクリア。

 

この改良が一番難しかったんじゃないかなと思います。

不適切な助詞を使ってしまうことで相手に伝わらなかったり、発音が通じなかったり、お客様が??となってしまっていたところがなくなっていて、とても喜ばれるコンサルティングができるようになっていました。

 

本当にすごい。

 

元々がんばり屋さんなのは分かっていましたが、よく努力されました。

 

いつも明るくてニコニコ前向きなEさん。

どんどん活躍してほしいなと思います

 

 

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