〜連動し合う五感味覚と視覚編〜
アイスクリームの色が蛍光ピンクだったら!?
多くの人は、「食べたい!」ってならないんです。
理由は見慣れていないから。
食べ物の場合、見慣れないものや見慣れていない外観に対して警戒する人は多く、中でも、この食べ物がこんな色であるはずがないと思わせてしまうと、「美味しそう!」とは感じられません。イコール「食べたい!」となりません。
バナナアイスなら黄色っぽいクリーミーな色、抹茶アイスならある程度はっきりした緑色。
みたいに、もう既にたくさん見てきて、見慣れ感があるものは受け入れられやすいです。
そして、原材料からイメージできる色は受け入れられ度が高いです。
その食べ物の外観をパッと見て、原材料が思い浮かばない時に、「!?!?」となります。
これを食べてみることは、結構な冒険です。
冒険好きの子どもたちのお菓子には、原材料が想像できない色も多いです。
大人のスイーツにはそういうのは少ない。
子どもがそのお菓子を選ぶ理由が大人とは別のところにあるからです。
例えば、食品パッケージに採用される色には大まかにパターンがあって、その中の一つが原材料を思わせる色を使う方法です。
オレンジジュースのオレンジ色やコーヒーのコーヒー豆色などもそうです。
こういった色を選んでおくと、お客様を安心させやすく、買ってもらいやすくなります。
日中暑くなってきたので、アイスクリームから着想を得ました🍨