体重計の測定の仕方 | レコーディングダイエットで挫折しないための工夫

レコーディングダイエットで挫折しないための工夫

レコーディングダイエットは継続しさえすれば必ず効果のあるダイエット法です。でも、挫折する人が後を絶ちません。継続するには一工夫する必要があるんだと思うんです。その工夫の数々を紹介いたします。

体重計は3回以上の奇数回計測して、体脂肪率が中央値になっている回をとりましょう!

体重計の測定値は、残念ながら、測定するごとにブレます。体重は大きくてもせいぜい±0.3kg程度ですが、体脂肪率は±3.0%程度ブレるなんてザラです。なので、1回の計測なんて30秒もかかりませんので、もったいぶらずに、3回か5回測って、体脂肪率が中央値である回を採用したほうが正確に計測できて良いと思います。(平均値を採用すると、極端にブレている測定値に左右されるのでやめたほうが良いと思います。)

<例:3回測定の中央値>
1回目:体重70.6kg, 体脂肪率24.8%
2回目:体重70.5kg, 体脂肪率24.2%
3回目:体重70.5kg, 体脂肪率24.6%

であれば、3回目の体脂肪率が中央値なので、3回目の体重と体脂肪率を採用しましょう。

<例:5回測定の中央値>
1回目:体重70.6kg, 体脂肪率24.8%
2回目:体重70.5kg, 体脂肪率24.2%
3回目:体重70.5kg, 体脂肪率24.6% 
4回目:体重70.6kg, 体脂肪率22.5%
5回目:体重70.5kg, 体脂肪率21.2%

であれば、2回目の体脂肪率が中央値なので、2回目の体重と体脂肪率を採用しましょう。

なぜ、こんなに体脂肪率の測定値がブレるのかといえば、それは、体脂肪率を計測するときの仕様(インピーダンス法)に原因があります。

体重計は体脂肪率を計測するときに、体重計から体に微弱な電流を流します。そして、その電流の流れやすさで体脂肪率を判定します。しかしながら実は、電流の流れやすさを左右する要因は、体脂肪以外にもたくさんあるのでコロコロ測定値が変わるわけです。

私は、毎朝体脂肪率を計測していましたが、

①体重計の測定器部分が冷たい
②自分の足が冷たい(血行が悪い)

と体脂肪率が高く出る傾向がありましたし、

①体重計に何度か乗り、測定器部分が温かくなった
②自分の足が温かい(血行が良い)

と体脂肪率が低く出る傾向がありました。なので、

①体重計の測定器部分を温かくする
②中央値をとってある程度の正確性を確保する

という二つの意味を込めて、私は、

体重計は3回以上の奇数回計測して体脂肪率が中央値になっている回をとりましょう! 

ということをオススメします。