こんにちは!すぎたにです。
私が患者さんのカラダの病状などの説明をする時に
よく使う「気」は、人体の中で作られる「気」を指します。
人体の「気」は、
次の3つのいずれかからつくられます。
・腎中の精(精気)は、両親受け取ってそのまま腎に保存されています。
・水穀の精微(精気)は、食べ物や飲み物が脾と胃で消化吸収され、つくられます。
・清気は、肺によって空気中の酸素から取り入れ吸収されたものです。
人体の「気」は、
五臓でいう腎、脾、肺の3つでつくられているため、
これらの臓が正常にはたらかないと、
「気」のめぐりが悪くなり
「気」が不足したりします。
なかでも、脾(胃)がつくりだす
水穀の精微(飲食物)は
カラダにとってとても重要であるため、
鍼灸治療を行う際
脾(胃)の機能を上昇させる(健脾)刺鍼は
ポイントとなる施術になります。
人体の中の「気」については次回また書きます。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。