こんにちは!すぎたにです。


今日もお天気は快晴で

とても気持ちの良い日ですが、

風がとても冷たく体感的には

気温以上に寒さを厳しく感じますね(。>0<。)


乾燥もひどく、みなさま

風邪、インフルエンザなどの感染症には

十分お気を付けください。


さて、今日は

その風邪をよく引く人と

あまり引かない人の話です。


        服従のポーズ


人はもともと

簡単には病気には罹(かか)らない

ような力を持っています。


また、病気に罹った場合にも

治そうとする力も持っています。


これは、人がもともと持っている

抵抗力や自然治癒力といわれるもの、

つまり免疫力です。


中医学(東洋医学)では

これを「正気」といいます。


病原性の細菌やウイルス、

あるいは急激な気候の変化は

人体に悪い影響を与えます。


カラダに悪い影響をあたえ、

カラダを悪くする邪悪な気を

「邪気」といいます。


「正気」がしっかりしていれば、

抵抗力や自然治癒力が強いため

「邪気」に攻撃されて

体内のバランスが崩れても

元の健康な状態に

カラダを戻すことができます。


例えば

病院や老人ホームなど

高齢者やカラダが弱っている

方が多くいる施設で

インフルエンザなどの

ウイルス性、細菌性の病気が

流行したときに

感染して亡くなった方もいるし、

まったく平気だった人もいます。


なぜでしょうか?


これは、

一人一人が持っている

「正気」の力の差、免疫力の差が

発病するかしないかを決め、

発病しても治るか治らないかを

決めているからです。


問題は

「邪気」のインフルエンザなどの

ウイルス、細菌ではなく

人が持っている

「正気」の力の方です。


「正気」が「邪気」に負けると病気になる、

中医学の考え方の基本はここにあります。


人間は基本的な機能として

自己修復できる免疫力などの

治す力を持っています。


鍼灸治療

「正気」の力を引き出し

「正気」の働きを助けることで

「邪気」などの病気への対応力、

病気からの治癒力を

補助することにあります。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。