Active Hybrid3とはこんな感じの車(^^) | BMW F22 M240i -しゅわLOG-帰ってきたMT

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BMW F22 M240i クーペでBMWのシルキーな6気筒MT車に戻ってきました(^^)
MTは楽しいですけど、これからは体力との闘いにもなるなあ(^^;

久しぶりのUPなので、今日はActive Hybrid3(AH3)を総括してみたい。

 

AH3を買ったのは、BMWのハイブリッドなんて周りの誰も乗ってなかったので(^^;

ボディは黒だけれど、シートが赤いから結構エロいのだw

前後して、同年代の某氏が黒ボディに赤シートのZ4を購入していたのだけれど、

この年代は赤シートに何か執着があるのかもしれないな。

 

そのAH3、4年を共に過ごしてきたけれど、正直、なかなか変な車だw

エンジンを始動した際の、左右2本出しマフラーから出る爆音(苦笑)

それが、ものの10秒ほどで、すっかり静かになる。

130の音に快感を覚えていた自分としては、静かすぎて物足りない感じだ。

 

乗り味も結構特徴的。

EcoProモードでの加速は、モーターとエンジンの繋ぎがあまり上手ではないのか、ギアが変わる際、特に2速から3速のギアチェンジの際、車体がギクシャクする症状が出た。(極端に言うとMTのノッキング、ATだと3速ATくらいのシフトショック的な印象)

これは、これまで何度かプログラムが変わって、大分良くはなっているのだけれど、

未だ完全という感じには至っていない。

BMWとしては初期型のハイブリッドだから仕方なかったと思うが、正直もう少しセッティングを煮詰めてからリリースすべきだったろうと思う。

F30-330eあたりではこういった印象は持つことは無かったから、あれから進化が加速したのであろう。

ただし、スポーツモードにした時の、重くなるステア特性、そして気持ちよく吹け上がる6気筒エンジンのパワー感は本当に気持ちがいい。

山道では、ハイブリッドであるがため車体の重さを感じたが、そのネガティブ感を圧倒的なパワーが払拭してくれるのだ。

乗り始めの頃は大きいと感じていた車体も、だいぶ慣れた。前席は、お気に入りのランバーサポートが付いたレザーシートであり、シートヒーターも新潟の極寒の空の下では非常に有効であった。

 

不動になったのは、今のところ1回だけ。

エンジンの電気系統の基盤が接触不良を起こしたためであった。

基盤を交換することで、完治したので、それ以降一度も不動になったことは無い。

 

新潟~埼玉の往復600kmもストレスなく走ることができた。

ハイブリッド用の大型ハイパワーバッテリーを後席のすぐ後ろに積んでいたが、トランクルームは高さこそ多少低めだったのかもしれないが、4名の旅行カバンとお土産を満載できる十分な積載量であると言えよう。

オーディオは、かなり音がよいと思う。しゅわ号には、フロントにセンタースピーカが埋め込まれ、バスは床下に設置された純正の中では上位のモデルではないか。(メーカー名の刻印なし)

 

半面、車のメンテナンス性についてはいくつか疑問がある。

まず、エアコンフィルターの交換。助手席のパネルを外してアクセスする必要があり、腰にはなかなかの負担になる。

ヘッドライトなどのバルブ交換も個人にはアクセスが困難で、前ホイールハウス裏のインナーシートを外さないと、バルブ交換はできないようになっている。

現代のBMWは、基本的にディーラーでのメンテナンスを想定して、DIYを試みるユーザーは想定していないようだ。

そういう意味で、DIYを楽しみたいオーナーにはちょっとハードルが高い車であることは否めない。

 

ハイブリッドであるから、車載のハイパワーリチウムイオンバッテリーによって、モーターを作動させ、これによってガソリン消費を抑えるのであるが、これまでの燃費は、12km/L~13km/Lくらいで走ることができた。

3Lの6気筒エンジンとしては、まずまず合格な燃費であろうと思う。

 

後席の広さは、このクラスの車では標準的なもので、アームレスト上にはカップホルダーも装備され、旅行に大人二人が後席に座っても、ストレスになるような狭さを感じることは無い。

 

総じて、AH3は、楽しくて変なセダンってことねw