前回、自分の車が生産されて船便で送られてくる過程がほぼリアルタイムで把握できる。
と書いたが、船便を特定するのは結構難しいというのが現実だった。
今回は、出航の頃までさかのぼりつつ、記事を書いていきたいと思う。
ディーラー情報で生産日と共に、船積みの予定を調べてもらったところ、
Newしゅわ号は6/25に船が出ていることがわかった。
しかしながら、どの港から出航するのかまでは特定できず、推測しながらWEBで検索した。
ドイツ生産のBMWの多くは、Bremerhavenという港から出航するようだ。
ディーラーから得ていた出港日程では日本向けの船を見つけられなかったのだが、前後の日付で日本向けの船が予定されていることがわかった。
NET情報では、EUKOR社という船会社が日本向けBMWを多く輸送していることがわかったので、
スケジュールを調べてみた。
↓こんなイメージ
BMWは千葉に新車整備センターがあるので、千葉港に入港するはずだが、このサイトでは千葉行きの便を見つけることが出来なかった。
次に、船の位置をリアルタイムで調べられるサイトがいくつかあるが、そのひとつがmarinetraffic.comというサイト。
https://www.marinetraffic.com/
ここで港を検索すると、停泊中の船が調べられる。
そして、出港後はGPSで位置情報を得ることが出来るのである、
他のサイトも探しつつ、日本向けに出港した2隻のどちらかが恐らくしゅわ号を積載しているのではないかと推定した。
1隻は、EUKOR社の「LAKE FUXIAN」
行き先が豊橋、横浜となっており、千葉にも寄港するかもという予測。
もう1隻は、しばらくしてから気づいた「CSCC EUROPE」という船。
こちらは、CHINA SHIPPING社の船である。
LAKE FUXIANは
ドーバー海峡~地中海~スエズ運河~紅海~インド洋~シンガポール~豊橋
というスタンダードであろうルートを通っている。
対して、CSCC EUROPEは、
ドーバー海峡~大西洋~ナミビア~喜望峰~ポートエリザベス(南ア)~インド洋~シンガポール~台北~豊橋~千葉
というかなり遠回りのルートを通っているのが特徴的だ。
このような遠回りルートは、スエズ運河の通行料を抑えるためか、南ア工場の車を積載するためではないかと推察する。
CSCC EUROPEの寄港地(8/5現在)
7/17の位置。南アフリカのポートエリザベスを出港したばかり。
7/25 インド洋をシンガポールに向け航行。
8/6 台北から豊橋に向け、東シナ海の沖縄沖を航行中。
8/7 太平洋に入り、豊橋まであと少し。
結果、LAKE FUXIANは横浜到着後、千葉へは寄港しなかった。
CSCC EUROPEは、台北~豊橋、そして、8/9に千葉港へ入港することが判明したのであるが。。
8/8~8/9に台風13号が関東を直撃した影響で、千葉に入港できたのは、8/13となってしまったのである。
↓憎っくき台風13号w
8/6時点の千葉港入港予定
8/7時点の入港予定。台風上陸を考慮して着岸日がずれている。
8/9 千葉へ向け、豊橋を出発。
8/10 なぜか伊豆大島を迂回し、館山沖へ。台風による波の関係だろうか。
しかも館山沖で謎の迂回行動(^^;
8/12やっと東京湾へ(^^)
8/13 やっと千葉港に着岸(^^)豊橋から4日もかかった。。
というより、意図的に迂回、待機していたのだろう。。台風で港が混んでいたためだろうか。
せっかく台風の高波の中航行してきたのに、
8月中旬のこの時期は日本のディーラーはお盆休み中(^^;