コミュニケーション量と仕事のパフォーマンス | 株式会社もくてきの社長ブログ

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「⼤量のコミュニケーションが、
仕事をより早く円滑に完了させている」  
ハーバードビジネススクール・Tsedal  B.  Neeley教授らによる2010年の研究結果です。

調査前、教授らはこのような⼤量のコミュニケーションを「時間の無駄」だと考えていたようです。

ところが、研究を進めていくうちに、対面、メール、チャットなどの方法にかかわらず、 

 「意図的に⼤量のコミュニケーションをとる」

人は、そうでない⼈と比較して、より早く、より円滑に仕事を進め、完了している傾向がある、ということが分かったそうです。

ここで大事なのは「意図的」であるかどうかです。
単なる狙いのないコミュニケーションでは、そこに価値は生まれないのです。

「これを知りたい」
「このモヤモヤを解消したい」
「この問題を解決したい」

そういった意図を持った大量コミュニケーションが、仕事の生産性を高めるのです。

しかも、「メッセージの明確さ」というコミュニケーションの「質」よりも、 「どれだけ沢⼭か」というコミュニケーションの「量」の⽅が有効に機能している、ということも分かったそうです。

大事なのは、意図の有無です。

確かに、何かわからなくなった時とか、闇雲に人に相談したりしながら解決を図る自分がいます。
ひとりで悶々としているとなかなか思考の飛躍が起きないし、無意識に思考停止してしまいます。

もしかしたら、相手からのフィードバックと同等以上に、自らの「発散的アウトプット」にも価値があり、大量のコミュニケーションの価値には、大量のアウトプットが大きく含まれるのかもしれないと、今書いてて気づきました。
アウトプットして、気づいたり、自己完結すること、ありますから。

まとめると、大量コミュニケーションの価値とは

①発散的アウトプット →思考の拡散、積み重ね
②自分の考えを表に出すこと →思考の確認、気づき
③他者からのフィードバック →思考にインプット、インスパイア

なのでしょうか。

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