アラフィフ(いやアラカン?)

留学生、星読み、ナチュロパス、

そして物書きの玉乃わいんです。

星から受け取ったメッセージ、

メルボルンのいろいろ、

国際恋愛について書いています。

 

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昨日大学の授業の中で

サヴァン症候群の研究論文を読みました。

サヴァン症候群は自閉症と併発しやすく

有名なのは映画「レインマン」ですね。

自閉症的状態も見せながら

天才的な能力を発揮する。

 

しかし自閉症の人の中で

サヴァン症候群になる人と

ならない人の違いは何か?

これを調べた論文でした。

 

ちなみに私がなぜサヴァン症候群に

興味を持ったかと言うと、

もしかして私たち人類は

すべての分野において天才的能力を

もっているのではないかと思ったからです。

遺伝的なものは

その部分が脳の中で刺激されやすい何か、

を持っているだけで

何らかの刺激さえすれば

誰でも天才になれる、

それってすごいじゃん?

その方法を知りたい…

そう思ったからです。

 

この研究論文の結果は、

社交性の低さなどにおいては

サヴァン症候群グループと

そうでないグループに差がなかった。

 

大きな差が出たのは

「強迫観念」の部分で

サヴァン症候群グループの人たちは

より「ぴったり正解を出さなくては」

的な感覚が強かったのです。

そして実験のなかで3つのグループ

・自閉症でサヴァン症候群

・自閉症だけどサヴァンではない

・健常者

で、カレンダーを覚えさせるトレーニングを

受けさせ、

その結果と過程を比べたのですが、

特にサヴァン症候群の人の成績が良かった

わけではなかった。

(サヴァンの症状の中に

計算やカレンダーの記憶が

入っていないサンプルを選んでいた)。

ただわかったことは、

サヴァンの人は異様に心配性というか

どのグループよりも

長く練習して備えようとしたということでした。

 

脳波をとったりした実験じゃなかったので

脳の中で何が起きているかは

この実験ではわかりませんが、

言えることは、

「間違えてはならない」という

恐怖に近い強迫観念が

その発揮する天才性と

何らかの形で

関わっている可能性が強い、ということですね。

もちろん

「これを覚えなければ

むち打ちの刑」となれば

おそらく多くの人が

難しい暗記もこなせるのではと思います。

ただしそれは短期記憶にしか

ならないのでしょうが…

 

安易に一般化できませんが、

私たちも極度の集中と頑張りがあれば

何かの分野で天才性を発揮できるのかも

しれません。

そしてその「何かの分野」は、

心の底から没頭できるものなんでしょうね。

これを見つけるのが難しくもあるのだけど。

 

人にはそういう見えない力が

備わっている。

誰もが天才になれる。

でもそれは

ただがんばりゃいいってもんでもない。

それがいろいろな人がいる

面白さでもある。

生きる面白さでもある。

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竜とかユニコーンとか

そういう風に見えた雲。

 

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