「茶会で毒入り饅頭の無差別殺人?老舗の和菓子屋相続を巡る兄妹骨肉の争い!母と名乗れぬ息子への愛…悲しい懺悔…」

というサブタイトルを見ちゃうと、もう筋が分かっちゃうような…これまでのこのシリーズで、正直一番がっかりな内容。

何でかな?やっぱり渡瀬さんが都会的な雰囲気なのに、ひなびた地方都市を自転車ころがしてるところが、まずがっかり。いなかの道で自転車って、勾配的に無理ないのかしら?都内八王子だって自転車使えないところあるんだっていうのに
蟹江さんとの同じ事務所内での絡みも面白かったのに、今回はたまたま同じお寺が関連する事件での絡み。なんだか無理やりだなぁ。

このシリーズの一番最初は東京都府中市で、欅並木や大國魂神社という、府中に住んでいた私には見慣れた景色で、いまは伊勢丹までできて街としても面白くなってきたところを、さっそうと渡瀬さんが自転車で行き来する姿が素敵だったの。

ご近所の御隠居さん役の犬塚弘さんや、スナックのママの沖直美さんや、事務員役のピンクの電話の竹内桃子ちゃん、この方たちとの絡みも、ホームドラマのようで楽しかったのになぁ。
新事務員の安達祐美ちゃんも、同じTBS「税務調査官・窓際太郎の事件簿」における麻生祐未さんと、まるかぶりで新鮮味がないし。
 
やっぱ、設定を、府中の街に戻してほしいなぁ。と思いながら観ていると、ベテラン女優陣の演技もつまんなぁく見えてきちゃうし、IZAMさんの演技も大袈裟で何だかだしに映っちゃうかも。
今後の進展に期待!