3.11から一年、震災当日をドキュメント風に仕上げたドラマが数本放映されたが

みる気がしなかった。まだ物語にする段階ではないだろうし、振り返って

答えが出るものでもない。


このドラマは、遠くに被災地を思いながら、芸達者の役者が誰一人前に出ることなく

淡々と、人が生きていくこと、幸せとは何か、日常の大切さを淡々と問うていく。

被災地の方々を受け入れる側の戸惑いも描かれ、どういった「距離」をもって

傷ついた心と体を、受け入れていくのか、丁寧に描かれている。


正直…泉ピン子さん苦手なのですが、このピン子さん好きだなあ。

大杉蓮さんとの絡みも深い。

心にしみるドラマでした。