“法廷荒らし”の異名をとる破天荒な弁護士・猪狩文助が、法律の裏に隠された真実を暴くドラマ。
というサブタイトル見ただけで興味津々、しかもその弁護士役がなくなったいかりや長助さん。
本当にこういう弁護士さんがいるのかな?というこらい、めちゃくちゃに描かれていて
またそれを飄々と演じるいかりやさんも素敵。
テレビのこちら側と同じ「やきもき感」を原千晶さんが好演。彼女は新人弁護士で、
猪狩弁護士について裁判のイロハを勉強しようと言う役どころなんだけれど
これがなんともいいのね。
事件の背景には「冤罪」があって、そこを紐解きながら、犯人の心に迫るあたりも
切々と迫ってくるものがある。
惜しい役者さんを…といかりやさんのことが残念でなりません。いろんなお年寄りを
演じて欲しかったです。
原千晶