皆さんからご心配頂きまして、心からお礼申し上げます。

ブログを書く気になれたということが そもそも娘が無事だということなのですが

思わせぶりな書き方をしたことを 今深く反省しています。



では、今朝の続きです。


前日 診て頂いた先生から 

『炎症反応は低いのですが、外科の先生に診てもらいますから。』


外科というと、つい癌かなにか悪い方を想像してしまい不安になりましたが、

やってきた先生は、娘のお腹を何度か触りながら、

『ここが痛い? ここはどう? こっちとこっちはどっちが痛い?』 

そして、CTの断層写真を見ながら 

『この炎症部分の先がないんですよね。分かりますか?ここです。

これで考えられるのは 盲腸なんですが、お腹を押して離す時痛いようなので

腹膜炎を起こしている可能性が高いですね。』


やっと出てきた 盲腸!


『盲腸も薬で散らして様子をみるということも出来ますが、腹膜炎も起こしている

可能性も高いので、切除、手術で取ってしまう方がいいと思います。』


もっと早く聞きたかったその言葉、手術でもなんでもして下さい。

盲腸と聞いた途端、本当にホッとしました。



それからは、手術へと準備が進みます。

まず、手術の方法の説明、開腹手術か腹腔鏡手術の選択で回復の早い腹腔鏡手術をお願いする。


病室で心電図から胸部レントゲン写真を撮り、手術に向けた準備が進み

午後4時頃から、手術室に入っていきました。 

麻酔の時間と手術の時間で約二時間、無事手術も終りました。


盲腸は、小指の大きさと聞いていたのに、娘の切除したものは赤く腫れて中指大

間違いなく 腹痛の原因がこれだったのね~


術後一晩は、ICU室で過ごした娘は、翌日の10時には、パジャマに着替え

そこから一番遠い病室まで、点滴を引きずって歩いて帰るまでに回復しました。


腹腔鏡手術って、すごいもんですね~

傷跡も 3箇所、それも小さい。


ただ、炎症が思ったよりひどくて、まだ膿を出すための管を入れたままなので、

それが余計痛みを感じるようです。



ランチ
これは、術後初めて出た食事(昼食)


なんという量でしょう。


お粥さんもどんぶり1杯


豚肉のデミグラスソースかけまで

ついています。


娘はさすがに、少々しか食べれず

ほとんどは 私の口へ


でも、夜は半分ほど食べました。

(夜も同じぐらいの量が出ました)


食べた後は、腸が動くのでまだ痛いらしい。


でも、食事も出来て、歩くのもだんだんと楽になっているようです。


普通の盲腸の手術だと、明日でも退院できるらしいのですが、その管がいつ外せるかで 娘の退院は、来週の火曜日か水曜日になりそう。


そして 当の娘は、この機会にダイエットできそうだと、ほくそ笑んでいます。


私も、久しぶりに母親らしいところを見せれて、ちょっぴり満足。


こんな具合で、娘も私も至って元気です。

ご心配頂いて、本当にありがとうございました。