娘は、微熱があって、お腹から出る汁(?)が思ったより多いことで、退院が一日延びましたが、明日にはいよいよ退院できそうです。
それで、大変お世話になった看護士さんたちと、同室の方々にお礼をしたいということで、
お菓子でも用意しようという話になりました。
娘が経理を担当している和菓子屋さんで買ってきて欲しいと、娘からの希望もあって、
あの舟焼きの美味しい多津美屋さんで買うことにしたのですが、私は詳しい場所を知りません。
『サティに車を停めて、バス通りを少し行ったらあるから』
という説明だけで行ったけど分からず、サティに買い物に来ていた人に聞くと
『多津美屋さんって、あの問題のあったところ?』
いえいえ、多津美屋さんに 何の問題もあったわけではありません。
問題なのは、はっきりした証拠もなにもないのに、多津美屋さんを
事故米の流通先として公表してしまった政府の方。
これは 娘から聞いた話なのですが、公表された数日前に、国の人から事故米の流通先かもしれないと知らせが入ったそうです。
お米ではなく米粉として 長年の取引先から通常の価格で買ったもので、何の疑いも持たなかったとか。
その米粉も すでに消化されてしまっていて、本当に事故米だったかどうかも定かではないのに、突然公表されてしまったと、憤慨されていたそうです。
『それでも、うちより浜だんなさんの方は、残っていた米粉を調べて事故米ではないと
言われたらしいのに、公表されているんだからね。どうなってるんかね~。』
尾道では、多津美屋さんの含めて3社が事故米の流通先として新聞に載りました。
尾道の3社に限らず、どこも同じように被害者であろうことは 想像できます。
本当にはっきりさせなければならないのは、流した大本、
そもそもなぜ事故米が国にあったのか?
事故米と分かっていて、なぜ売ったのか?
売った先の流れを どうしてつかめなかったのか?
不正に食用として売った三笠フーズが悪いことは 言うまでもありませんが、
それを許してしまった国にも 問題があると思います。
それを棚上げしてしまって、流れていった先を公表しただけでは、何か問題が違うような気がしてなりません。
そして公表するならするで、もっと正確なことを公表して欲しい。
実際、多津美屋さんでは、事故米として入ってきたかどうかも確認できたわけではないこと。
それに
安全なものが消費者に届くように 国が責任を持つので、この先安心して食べて欲しい
というぐらいのフォローが欲しいものです。
あの問題のあったところ?
この言葉で、公表されたことの風評被害が実際に起こっていることを考えると
つい怒りがわいてきて、書かないではおれませんでした。
皆さんの近くに 公表された所があっても きっと同じような立場だと思うので、
応援してくださいね。 お願いします。