昨日、福山リーデンローズであった ビギンのコンサートに行ってきました。
今回は、ギターを一切使わない(一五一会での演奏)コンサートでしたが、南の石垣島の雰囲気を存分に味わえたコンサートでした。
島人ぬ宝、涙そうそうや恋しくてのように聴かせる歌から、ビールやチョコレートの歌で盛り上がって エア乾杯やら、最後は イヤサッサーと一緒に歌って踊って楽しみました。
なんだか身近なお兄ちゃんたちのコンサートのようで親しみやすくて
本当、楽しかったです。
そして、曲の間にお話されたコンサートツアー中の舞鶴での面白いエピソード
比嘉さんのお話
舞鶴のホテルで夕食用にとコンビニに行った時のことです。
お酒やつまみ おにぎりセット弁当に春雨スープのカップなどを買ってレジに持って行ったんですね~
レジには、若いあまり感じのよくないおねぇちゃんが二人居ましてね~
一人は先輩風でもう一人は新人らしい感じの子でね、先輩風の子がピッピとレジ打ちしてたんですけど、丁度ぴったし4,000円になったんです。
するとその先輩風の子が
『お、すごくね~ ぴったしだよ。』
すると、新人さんも負けずに
『私、444円というのもあったけど、それもすごくね~』
そしてね、お客の僕の目の前で、それを袋に詰めてくれたんですけど
『あんた、スーパーじゃないんだから、そんなに丁寧に詰めなくてもいいんだよ。』
と、袋めがけてポンポン投げ入れるんです。 もうおにぎりだって容赦なしですよ。
それから 『ハイ』と渡された袋の外には、まだ僕の買った春雨スープカップが残ってましてね。
『これも 入れてもいいですか?』 と僕が買ったものなのにお伺いをたててね、
しら~とした顔で 『あ、どうぞ。』 だけです。
ありがとうもなければ、すみませんもな~んにもありません。
ま、そんな所が田舎の素朴なお姉ちゃんで、ホント可愛いんですけどね。
都会では、マニュアル化されててそれはそれで人間味なくてね~
こういう風なのが、返って新鮮で面白かったんです。
ホテルに帰って へちゃげたおにぎり食べながら、でも
あんなお姉ちゃんたちにも、ずっとは、あんな調子で生きていけるはずもなく、いくいくは世間の厳しい試練が待っていて、彼女たちなりに苦労しながら成長していくんだな~
と思いながら 熱いお湯を春雨スープに注いで いざ食べようとした時、
あれ~箸が入ってない
おにぎりは箸なしで食べれても、熱々の春雨スープはね~
やっぱり あそこで僕もビシッと言ってた方が良かったかなと反省した訳です。
しっかり落ちのついた話、でも、比嘉さんのお人柄が良く表れていると思いませんか。
正直、歌は好きでも、それほどのファンでもなかったのですが、また、近くでコンサートがあったら是非行ってみたいアーチストの一人になりました。