今日 脊髄柱管狭窄症の手術のため入院する叔父を送って病院へ行ってきました。
叔父は父の一番下の弟なのですが、父もこの手術を48歳の時にしています。
当時は 腰の手術はまだ一般的でなく、たとえ手術をした人でも 術後の経過は思わしくないことが多いと 父の手術に大反対した中に叔父もいました。
100m先のバス停までも、何度も休みながらでなければ歩いていけないほどで
誰に反対されようが(母も私も賛成でした)、がんとして聞かなかった父は、その手術後
『第二の人生がキタ~~』
と喜ぶくらい元気になって皆を驚かせました。
『あの時、どうしても手術すると言ってきかんかった兄貴の気持ちが よう分かる。』
今の叔父は ままならぬ自分の体が 手術で治ることを楽しみにしています。
この脊髄柱管狭窄症の手術は、みのもんたさんもされましたね。
今は、医学の進歩で、たった二週間ほどで退院できる簡単な手術になりました。
父がした30年ほど前は、手術の後1ヶ月は 寝たままいっさい動くことは許されなくて
そのストレスから 付き添いの母をよく困らせていました。
その父が生きていたら、医学の進歩に驚くでしょうね。
それとも もっとそれ早かったらと 悔しがるでしょうか。
そんな簡単な手術になっているのに、やはり腰の痛みと痺れで長く歩くことがままならない姉(遺伝でしょうか)は なかなか手術をする気にならないようです。
『麻酔が嫌なのよ~、もう二度と目が覚めないような怖い気分になるの。』
(以前受けた子宮筋腫摘出手術の時の経験から)
『それで死ねるなら、苦痛もなにもなくて一番楽でしょうよ。私なら望むところよ。』
と言うと、
『いえいえ、私は まだまだ生きていたいのよ。』
大丈夫、死にはしませんって。
でも、そろそろ手術を受ける気持ちに傾きつつあるようで、叔父の手術にも関心があるようです。
姉のためにも、叔父の手術が成功しますように!