今年の食う会の新年会は、ハプニングで始まりました。
待ち合わせの30分前
『出掛けに 躓いて足をくじいてしまったの。
この痛さ ひょっとすると骨折してるかも・・・』
という山ちゃんからの電話。
でも、キャンセルする訳にもいかず、山ちゃん抜きで 尾道の竹村家(本館) へ。
海岸沿いに建つ竹村家、尾道水道を行き来する船を見ながらの会食です。
『この竹村家は、東京物語の撮影にも使われたんですよ。
この前は、旅の香りの撮影で 氷川きよしさんと香川京子さんがいらっしゃいました。』
という昔から由緒ある割烹旅館、
海と向いの造船所が見えるこの場所は、多くの人に愛されてきました。
『夏の住吉祭(花火大会)の時は、この場所はいいでしょうね。』
『2階にはテラスがあって、そこからは花火がよく見えます。
一年前から予約されるお客さまもいらっしゃいますが、皆様もご家族でもいらして下さい。』
『ご家族ね~ 家族でくると高すぎて来れないわ。』
『こういう所は いつも頑張ってる自分へのご褒美だもの。』
『家族には 絶対金額なんか言えないわよね。』
魚の西京漬けの焼き物 何だったか忘れましたが ふわふわで美味しい~
『今日は仕事だったんだけど、午前中休んで お昼と夜の食事の用意をしてきたわよ。』
とは、私達の中で一番真面目主婦のえりちゃん。
しかもいつも料亭並みの料理を作っているのに、それは当然のことで感謝の気持ちはさらさら
ないというご主人。
『普通の主婦が どんなか知らないんだわね。』
『そうそう、知ったら少しは感謝するわよ。』
(食う会のメンバー、自分達は普通の主婦と思っています。)
『うちも、今月で事務所をしめるの。仕事も減ってるし 家で出来るから経費節減でね。』
『え! じゃ~ ご主人、ずっと家に居るってこと。 これからは遊びに行きにくいわね~』
えりちゃんのご主人は ちょっと苦手なんです。
でも、いずれ どこも退職すれば そうなることでしょう。
それも みな 近い将来の話。
それでも 『今のように自由に遊びに行きましょう。』 と約束
おこわご飯に吸い物 最後は デザート
上品な味でとても美味しく、それに器でも楽しませてくれました、竹村家の料理でした。
追記
で、山ちゃんはというと、足の甲の骨二本を骨折していたそうです。
去年は、私で、その前がしずちゃん、 皆 骨がもろくなってきてるのでしょうね。
皆さんも 気をつけて下さい。