中国には、実は伝統風水が残っていないというと、びっくりされると思います。
残念ながら、共産革命によって国家中枢に用いられていた風水は、抹殺されてしまったのが事実なのですが、魔の手から逃れた伝統の知恵は、細々と生き残っています。
香港、台湾へと渡った伝統風水は、途絶えることなく受け継がれてきました。
現在、多くの風水古典が失われようとしています。
それは、日本でもそうであるように、若者たちが難解な伝統風水より、お手軽なものを求めるようになってきたからなのです。
日本から、気学や姓名判断が逆輸入のように、香港や台湾でもてはやされていたりします。
もちろん、伝統風水の火を消さないように、多くの老師が書籍に残していますが、いかんせん難解なので日本人では、習得すら難しいのが現状です。
そんななか、私自身が香港と台湾の老師から伝統風水の教えを受けることができたのは、とてもラッキーでした。
なので、私も微力ながら相続した本来の伝統風水を、少しでも日本で広げられたらと思っています。
その思いから まぐまぐ!で、メルマガも書いています。
こちらのブログでは、私が今まで学び、実践してきた伝統風水をご紹介しています。
特に、今まで一般的な風水書籍などではあまりふれられなかった、地理風水をベースにしています。
おかげさまで、多くのかたが読者登録してくださり、熱いメッセージをいただいています。
メルマガでは、ブログには書けないことや、さらに深い風水の知恵などを紹介しています。
このブログは、まったく初めての方まで対象にして書いているので、わかりやすいということを 主眼にしています。
ですから、なるべく漢字をへらし 専門用語を使わないように、心がけています。
メルマガでは、専門用語も含め さらに深く知りたい方むけに書きますので、興味がなければ読み続けられないかもしれません。
でも、もっと知りたいあなたには、たまらない内容をたくさん盛り込んでいきます(^^
いままで発行したタイトルをあげてみると
・その風水グッズ、本当に運が良くなるの?
・伊勢神宮の最後の秘密
・トイレ掃除で金運は上がりません
・死者の家には幸せがあります
・本当のパワースポットの見つけ方
・凶をさけてさけてさけて幸福に至ります
・究極の運命改善方法とは?
こんな感じのタイトルで書いてきました。
なかなか興味深いと思いませんか?
すこし、内容を紹介してみます。
このブログでも取り上げてきた、本当のパワースポットに関するメルマガを転載しますね。
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16年間で鑑定実績1143件の現役風水師が教える風水スクール
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こんにちは、伝統風水師の秀山です。
今日は、伝統風水のなかでも、多くの方が目にしていて、わかったようでわからない大切な要素
「龍」についてお話ししたいと思います。
「龍」といっても古代中国では二種類のとらえかたをします。
統治者としての皇帝が、龍穴(りゅけつ)というパワースポットを手に入れ、前回の陰宅(お墓)を作り、都をつくる。
そして自らが、「龍」となり、象徴としての山脈を龍脈と呼びあがめさせた。
つまり、人としての「龍」と自然の姿そのものの「龍」
権威の象徴として常に描かれ、形作られ表されてきた「龍」については、いずれお話しすることもあるかもしれません。
それより、自然の姿としての「龍」、つまり山について取り上げてみます。
清代の古典、地理五訣(ちりごけつ)には龍管貴賤(りゅうかんきせん)と書かれています。
ここでいう龍とは大地の起伏のことをいいます。
山脈、気脈などとよびますが、風水では龍脈(りゅうみゃく)とよびます。
この原文の意味は
「龍(山、あるいは山脈)は、貴賤(きせん)つまり、品性や身分、地位などを左右する」
という意味になります。
そこで、古来風水師は、山を駆けめぐり良い龍脈を探し歩いたわけです。
山師ともいわれるゆえんですね。
俗に「三年尋龍、十年点穴」(さんねんじんりゅう、じゅうねんてんけつ)といいます。
意味は、龍の善し悪しを判断できるようになるのに、三年以上山や川を歩き回って学習する期間が必要で
龍穴(りゅうけつ)という、本当のパワースポットを見つけるには十年以上、師について学ばなければ判断できない
という意味です。
ところが、最近は科学技術が発達し、尋龍(じんりゅう)については、大幅に短縮できそうです。
グーグルアースなどのフリーソフトで、地形の衛星写真をみながら、古典の図版を対比することが可能になったからです。
まったく便利な世の中になりました。
そして、大事なことは 龍が力がある、あるいは勢いがあるか、又は死んだ龍、あるいは力を失った龍かを判断することです。
その龍が穴(けつ)を結ぶところ、つまりエネルギーが集まるところにパワースポットがあります。
代表的な龍穴が、以前ご紹介した伊勢神宮の内宮なのです。
龍脈(さんみゃく)がうねうねと力強くうねり、コブのように尾根が隆起している様子が、活龍(かつりゅう)の証拠です。
反対に、尾根がなめらかで、真っ直ぐ延びている山脈は、死龍(しりゅう)とよび、力を失ってしまっています。
このような視点で、お近くになる山々を見つめてみてください。
きっと今までと違った風景に感じることができると思います。
それでは、長くなりましたので今日はここまでにしますね。
いかがですか?
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そして、風水のすばらしさを 実感していただけることと思います。
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