伝統風水師の秀山です。
風水では、方位の意味を重要視すると思いこんでいる方が多いです。
もちろん、方位の意味はとても大事です。
でも、それ以上に地形や目に見える周りの環境が大事です。
そして、意外に重視されていないのが寸法です。
特に、最近の建築方法では規格の一定なパーツを組み合わせて出来上がる、いわゆるツーバイフォーが多いです。
この工法では、たとえば間口を1cm広くするなどは不可能な事です。
ところが、その一センチが吉凶を分けてしまったりするのです。
この写真は、私の事務所の玄関です。
間口を、黄色いメジャーで測っています。
その寸法が、吉か凶かをみていくわけです。
実際は、どうだったかといえばこうなっていました。
見にくいかもしれませんが、下のメモリがセンチメートル表示ですので、81.5cmでした。
メモリの間に、二列の文字が並んでいます。
上が、門公尺といって建築の寸法を測ります。
このスケールは、風水用の特殊なもので魯班尺(ろはんじゃく)といいます。
中国の建築史に残る天才建築家、魯班(ろはん)により考案された風水の縁起感をとりいれた定規です。
色によって吉凶が分かれ、赤は吉、黒は凶となるサイズです。
それで、事務所の玄関の幅は81.5cmで、赤文字で財至とあります。
意味は、財運がよいという事になりますね(^^
ところが、80.5mmまでは、黒文字で口舌(こうぜつ)と書かれています。
こちらの意味は、訴訟や巻き添え、口げんかなどです。
たった1cmが、吉凶を左右しているわけです。。
ですから、どうせ新しく建てるならば寸法もこのように吉でそろえる事ができればベストなのです。
新築でのご相談では、寸法までこだわる相談にも対応していますので、お気軽に。
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