関東インカレ 2018 | J's Blog

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慶應義塾大学トライアスロン部Team J.のブログです。

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6/24 関東学生トライアスロン選手権


どうも、30期の水野です。気候もさながらとても熱い、忘れられない1日になりました

形式気にせずバーっと書いてきます


トライアスロンを始めて1年、また那須塩原へ帰ってきた。去年とは違い今年は決戦の地

「インカレ」に出たい、関カレを最高の日にする事を目標に練習を重ねてきた。


関カレ1週間前、ボーダー上の選手のLINEグループを作ってレースプランや対策を練った

この1年間カンカレで勝つには何分で走る、泳ぐと語りあい共に全国を夢見て練習してきた


当日、女子のレースの始まりと共に会場が熱気を帯び始める。テントではいつも冷静なサリさん、菜々子が落ち着かない様子。インカレ選手、OBさん以外みんなそうだったな

緊張してる時デカイ事いう自分「今日のワイ、早いで」とか言ってたな。心中穏やかじゃ無いくせに



ウェットを着て緊張が高まる、試泳を終えて帰ってくる。川又が弱音を吐くのを聞いてなぜか少し安心した、主将の掛け声に合わせ若き血を全力で歌いスタート位置に。周りにチームメイトがいるだけでどれだけ安心だったことか

小野さんが緊張で泣いてた、あの小野さんが、まだ泣くのは早いですよ


号砲とともに水しぶきが上がる、後悔ないように前半から積極的に。ジム契約して冬場とにかく泳ぎ込んできたスイム、垂れないように前の選手に食らいつき1年のスイマーとほぼ同時に陸へ。


バイクは得意の飛び乗りで後続を突き放し前を追った。去年は格上だった選手と張り合っている。周回ごとに応援してくれているOBさん、マネさんの興奮が伝わってくる、途中ですれ違うチームメイトの全力応援で背中を押してもらった。


スプリットを31位で通過、レース前予想の60位をはるかに超えた。心の中「俺早ェェェ」

だがランは厳しい展開に

バイクの坂によるダメージが脚に、いつものブリックランのような突っ込みができない。砂利でインカレ超特急が通過、おそらく人を乗せる気はないだろう。灼熱の中体力はほぼ限界に近い、後半ペースが落ち後続に抜かれ続ける。レース中キツすぎて泣いたのは初めての経験

「きつい、辛い、ぁぁぁぁぁぁ」と叫んだら

隣の奴から「分かる」と返事が来る。


最後の力を振り絞りゴールへ、めまいと脚の痙攣で立つ事すら辛かった。

何位かよくわからなかったが周囲の歓喜から行けた事を把握、よかった...

レース後俺をここまで育ててくれて、大きな期待をしてくれた小池さんと抱き合う、熱く込み上げるものがあった。


少し遅れて同期のユーマ、知徳さん、小野さんがインカレを決める。共に練習積んできた思い入れのあるチームメイトが結果を出し、泣き叫びながら喜びを分かち合った。


結果総合40位で全日本インカレの出場権を獲得することができた。この1年間土日も正月も返上して練習を積んできた。だが本当にインカレに行けるのかという不安は常に付きまとっていた。決まった時は喜びより不安から解放されホッとした気持ちの方が大きかった。

去年の161位からの飛躍、よく頑張ったぞ自分。


2ヶ月後夢見ていた観音寺の舞台、スタートラインに立った時どんな景色が広がっているのだろうか


今年は熱い夏になりそうだ