上原先生という人の話が出てきました。

デルタ波は熟睡・昏睡時の脳波ですが、
上原先生は覚醒時（起きている時）に、
デルタ波を出すことができるそうです

上原先生という人は覚醒デルタ波で、
精子の頃の記憶を思い出したそうで、

精子は精液の中に１億～４億匹いますが、
一般的によく言われていることは、
その中の競争に勝ち抜いて生まれたので、
あなたは生まれた時から勝者なのです、と。

これは喩え話だとしても、
何か違和感を感じていました。

全ての精子が同じ遺伝情報を持っているので、
どの精子が受精したとしても、
今の自分が生まれているはずだからです。

それはさて置き、上原先生の話ですが、
１億～４億匹の中で誰が受精するのか、
最初から決まっているそうです。

そして、精子は３日くらいかかって、
ようやく卵子に辿り着くそうですが、
その間、凄まじい激流を逆流するらしく、
他の精子を蹴落として競っていたら、
絶対に卵子まで辿り着けないそうです。

それで１匹の精子を卵子に届けるために、
１億～４億匹の精子が助け合いながら、
激流を上っていくらしいですが、
それで１億～４億匹の精子は使命を全うし、
喜んで死んでいくそうです。

その理屈なら納得できますが、

卵子と結合できるかどうかは、
最終的に卵子が決めるそうです（笑）

もしそれが事実だとすれば、
レイプされて妊娠してしまったり、
望んでいない子ができて生んだりも、
全ては必然・必要・ベストであり、
親としても子としてもお互いが、
何らかのカルマに基づいて、
自ら作ったシナリオということになります。